テーマ:絵葉書部(197)
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日本のパスポートを持っていれば多くの国にビザなしで入国できますし、
シェンゲン条約締約国も増えてきたので、ヨーロッパでパスポートに出入国スタンプを受ける機会は減ってきています。 手続きが簡素化されていくのはツーリズムの振興の上で喜ばしい事ですが、 旅の記念品というか証明書を残したいという想いには応えることができなくなってきています。 その点、絵葉書を自分あてに出しておくというのはいいものです。 現地の名所を表す絵葉書、国家の郵政が発行する切手、そして差出地と差出日を記録する日付印(消印)。 これら3要素が組み合わさった絵葉書が拙宅のポストに届くと、証明書が授与されたような気分になります。 というわけで、絵葉書を買います。ここはことし8月に訪れたウクライナのキエフ。 教会の前の広場で、絵葉書売りのおじさんが営業中です。 この2枚を買いました。キンキラ屋根の教会。 英語の通じない郵便局で、絵葉書を見せて切手を買い、投函。 切手は、無額面切手。インク壺に羽根ペンの意匠でした。 日付印から、ウクライナ・キエフ、2010年8月2日と読み取れます。 PAR AVIONのスタンプは、郵便局の人が押してくれたものです。 私の旅は、こんな風に、一国一国、絵葉書を送りながら進んでいきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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