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テーマ:仕事しごとシゴト(23422)
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久々の日記更新である。 そもそも日記というものは毎日つけてこそのものだが、私の場合は『書けない』。 いや、もっと本音を言えば、『どう書いていいのかわからない』のである。 40歳を目前にして めっきりやる気がなくなったことも『どう書いていいのかわからない』理由のひとつだ。 最近、友人とお茶を飲みながらミスドで3時間も話し込んだ。 その内容たるや 自己の老いについてがメインである。 まず、深夜明けがやたらつらくて何もできない。 若い医者やスタッフ、それに学生の態度がでかいことにムカツク。 合コンの話にまったく混ざれない。(と言うかもう呼ばれない) まぁ、これについては今さら呼んでもらったところで居場所がないだろうけど…。 そしてこれもごく最近ヤバイと感じたことのひとつなのだが、 カワイイ ![]() これはあえて書くのだが、べつにわたしの指がゴツイわけではない。 自慢じゃないがわたしの手は小さくて指は多少荒れてはいるがまだ細いほうである。 いったいあの携帯をスイスイ使えるひとはどんな指なんだ ![]() この携帯を買った理由は小さくてカワイイという理由のほかに パカッと開く必要がない、かさばらないという理由もある。 何においても『面倒くさくない』というのがまず条件に入るのがダメだ。 それにもうひとつ、靴下に気を使わなくなりつつある。 これはきっと心当たりがあるひとは多いだろう。 表見はきれいにしてても、今の季節ブーツなんて履いた日には靴下まで気を使わなくなって、 当然、中はただの白い靴下を履いていたりする。 しかし、そういうときに限ってお座敷に食事に行ったりしてドツボにはまるのだ。 昔は細心の注意を払って隅々まで手を抜かなかったものだが、 『これくらいバレないだろう』という小さな手抜きから老化が露出するのだ。 80歳まで生きる気がないからすでに折り返し地点を通過して何年たっているんだろう。 そのうち真っ赤な上下の服に白い靴下・ホームセンターに売ってるようなおばちゃんサンダルで 平気で街を歩く日がくるような気がしてならない。 または何色に何色を合わせたらいいのかわからなくて全身黒ずくめになっているかもしれない。 今日は深夜勤務で2人の患者が亡くなり、そのうちの一人はわたしが単独で死後処置をした。 よりにもよって体のやたらデカイ男性だったから、背中を拭くのも一苦労である。 強い黄疸が出てはいたが、きれいな死に顔だった。 身体を横に向けるのに患者の背中に詰め物をして支え、ようやく拭き終えて上を向けたとたん カッと目を見開いているではないか ![]() 『ひゃぇ~~~』と思わずもらした自分の声があまりにも無様で自分自身が驚いた。 ビビリ声まで『キャッ』じゃなくなった自分に朝からかなり落ち込んだりしている。 こんなことは自分の心構えひとつで変わるものなのだろうけど、 この情けなさもまた面白いと感じている自分もどこかにいる。 何もない廊下でつまずいたり、ちょっとした出っ張りにひっかかったりする。 そんなときは行き場のない怒りを床や出っ張りにやつあたりしたりするのだが、 こういうことから『あぁ…こういうのが危険なんだ』と老人の目でものを見れたりする。 人生の深みを感じる…というか、深みにはまったというか、 今はこれを受け止めて楽しむほかないように思う。 とりあえずまだ小さい文字は近くでも見える。 このカワイイ携帯だって慣れれば平然と使えるようになるんだろう。 …こんなふうにネットカフェで深夜明けにこもって日記をつけるわたしは以前とは変わっていない。 たったひとつここでも変わった事といえば、 コーヒーを何杯も飲んだらトイレが近くなることくらいだろうか…。 やっぱりヤバイか。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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