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 みみん@ Re:抗がん剤で癌になる方法(10/27) 癌って、抗がん剤以外でもなれるんですか…
Apr 19, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
看護職なんてものは自宅にいるときにはただの人なわけで、
実際に家で血圧を測ったり家族のケアをしたりなんてほとんどない。

これはもしかしたらわたしだけかもしれないので
『家でもバッチリナースよちょき』って人がいたなら
これを言い切ってしまうのは申し訳ないことかもしれない。

まぁ、わたし個人での意見だが、わたしは家にいるときは
全くと言っていいほど看護職とは無関係な人となる。

そしてこれもまたダメ人間を強調するようだが、家事もほとんどしない。(できないとも言える)

つまり 仕事から帰ったら準備された食事を摂って温泉に入って
携帯をいじりながら真夜中までDVDなどを見ながらぐうたらと過ごし、
翌朝、仕事モードに入るまでは『朝ズバパンチ』を見て一生懸命マスカラを塗っているのだ。

こういうわたしを家族は『役立たず』と言い、
子供たちは『アテにならない親』と言う。

しかし、これがまた不思議なことに仕事中は人が変わったように温和でそれでいて厳しく(自分で言うなNG)患者には『Monkeyさんじゃないとダメ』と言われるのが
自分では謎である。
おそらく自宅と仕事場では声のトーンが違うんじゃないか…と思い、
つい先日 自宅でも仕事と同じように家族に接してみたが、
家族にはやや奇異の視線を浴びたのですぐやめた。
じゃあ 職場で家族に接するようにしてみたらどうか…と考え、
患者にも声のトーンを落として話してみたら これまた『Monkeyさん、今日は機嫌が悪いの?』と言われた。

以前、こんなことがあった。

親戚が入院して白衣で病室を訪ねたとき、マスクをしていたせいもあるが、
『具合はどう?』と訊ねたわたしに親戚の叔父は『ハイ、おかげさまで痛みも楽になりました』と作り笑いで答えたのだ。
それから約2分間ほど普通に話し、『何か持ってくるものがあったら叔母さんに頼むけど…』と言った時点で『あれ!?あんたMonkeyじゃないびっくり』と気付いたという嘘のようなホントの話がある。

…ここでいささかわたしも思案したものだ。
わたしは二重人格なのか!?
そういえば同じ職場のスタッフにデパートで会ったときも気付かれなかった…。
シカトされたのかと思っていたが、そうではないらしい。

プライベートのときと、仕事モードのときの顔つきが違うのだ。
いかに普段が仏頂面で 仕事のときは作り笑顔かがここで分かった。

セールスマンが一日中あのテンションでしゃべり続けたら疲れるだろう。
彼らは自宅に帰るとおそらく部屋で何も話さず、勝手にしゃべり続けるTVに時間の経過をまかせているような気がする。

家で家族が風邪をひいて寝込んでいても『クスリ飲んどいたら?』というだけで
アイス枕を準備したり、着替えをするたび汗を拭き取ったりしない。
ただ静観。医療の素人というよりはただの冷たい人である。
子供の付き添いで病院に行って医者にいろんな説明を聞いても
『はぁ~そうなんですか…』と初めて知った振りをする。
これには理由があって、医療関係者というタグはどこの病院に行っても一歩退かれるからである。
入院患者でも 元看護師・元医者と聞くとその部屋にはあまり行きたくないものだ。
一挙一動がチェックされている気がするからである。
その点からいって自分も他の病院に行く時は医療関係者であることを隠すのがお互いに気分がいいというものだ。

ここまで長々書いたが根本にあるものは
自分が看護師さんっぽいふうに見られるのがイヤだという理由なんだろう。
20年も看護師という職業につきながらそれふうに見えないようになったのは
ちょっとした二重人格的な努力の賜物だと自画自賛するしかない。

まぁ要するに 人は『そのとき必要な人』になれればいい…ということか。
・・・家では常に不必要なわたしはどうすればいいのかなぁ・・・










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最終更新日  Apr 19, 2007 12:41:57 PM
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