テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:病気のこと
今日は久々にココロも体も沈んでいます。
色々考えることが多いのです。 最近は絶好調で、以前この日記にもあるように、私は6年の鬱病との生活が 落ち着いてきたところです。 こういう状況になって、初めて同じ病気で悩む人や全く関連のない事柄でも 本当に心から人の痛みを知って感じることが出来るようになりました。 やっぱりね、人間は自分が経験したことのないものっていうのは理解できないことの方が多いと思うのね。 それでも理解したい、応援してるよって言ってくれる仲間に出会って ここでも皆さんに支えられてやって来た。 私は本当に恵まれてる。 でも、そうでない人もやっぱり居るんだ。 今も私の友達が苦しんでいて、彼女は旦那さんにも理解してもらえず、 育児も家事も全部一人でやってる。 育児がどんなに大変な物かダンナさんは知らない。 「人間を育てていく」のに、「母親」になったばかりの彼女が 母親になったからと言ってなんでもわかるわけでも、なんでも出来るわけでもない。 父親が外で働いてくる。大変だし、ありがたいことだと思う。 だからって、全て家の中は女の仕事? 無知もいいとこだ。 自分の妻が育児ノイローゼになり、ダンナと子供の寝顔を見て 毎晩泣いていることさえ知らないくせに。 ちょっと子供をあやしたら全てOK? だから自分は休日は自由に休んでギャンブル三昧? 自分の愛した人が、今まさに助けてって叫んでいるのに! 毎日死にたいって気持ちを押し殺して生きているって言うのに。 友達からメールや手紙をもらう度に 自分の経験の中で、どうやったら彼女がラクになれるのか? どうしたら少しでも苦しい所から救ってあげられるのか? ずっと考えてた。 でも、やっぱりそこから抜け出すのには、ダンナの理解が一番必要であること。自分で踏ん張らなきゃいけないときもあること。 だから、彼女が旦那さんではなく”私に”「引き上げて」って手を伸ばすまでは、 ここでじっと待ってるしかできないの。 自分もそうだったからね、ここですぐに体ごと引き上げてたら 自分で抜け出すきっかけがいつまでもわからないんだ。 見放したんじゃないから。 いつでもここにいるから、引き上げて欲しいときは合図して。 鬱病や育児ノイローゼって苦しいけど、出口はホント明るいよ!! ゆっくりここにおいで。待ってるから。ちゃんと待ってるよ。 いつか、赤ちゃんが泣いていても「カワイイ泣き顔」「ちいちゃな体で精一杯泣いてる」なんて考えられる日が彼女にも訪れますように。 大切な「赤ちゃん時代」を楽しめる日が来ますように。 旦那さんが、気づいてくれますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/19 12:53:18 PM
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