ジョグジャカルタ、ボロブドゥールへ
ベランダで何かの物音がして目が覚めた。なんと猿がてるてる坊主を噛みちぎっていた。モンキーフォレストの向かいだから猿がやってくるのか!止めてたゴムをかじる。あのーそれ食べれないんだけど。部屋にあったバナナなどをあげるとでかい猿が食べてしまう。小さい猿にあげたいのに。赤ちゃん連れの猿もいたがバナナあげようと近づくと威嚇された。母は強し。朝食は1番乗りだった。バイキング形式。卵もある。薄いオムレツをもらった。でも最近朝食をちょっと食べるとすぐお腹痛くなる私、やっぱり痛くなった。homemadeヨーグルトとフルーツはおいしかったのでそれを食べてパンはあまり食べられず。歩いて市場まで行った。朝以外の市場はお土産屋だけど、朝は確かに庶民の市場だった。お供えを売るおばさん、フルーツに肉に魚に・・。いろんなものが売っている。バリのお供えかわいくて好きだけどさすがに持って帰れない。9時近くなるともう店じまいで序々に土産市場に変わっていく。またあやしげなエッセンシャルオイルを買う私だった。(HAND MADEって書いてあるし)スーパーで最後の買い物だ!と向かったらまだ閉まってた。ちょっと散歩してからスーパーへ。クリームバスのクリームなどを買った(1個しか買わなかったからもっと買ったらよかったよ・・ネット通販で\2000で売ってるし。だいたい1万ルピア=\130なのに)10:30に迎えを頼んでたのでチェックアウト。5分前でももう来てた。今日も道には正装して籠を頭に載せてる人が多い。「今日はヒンズーにとって特別な日でお寺に行くんだよ」とドライバーが教えてくれた(この人は英語オンリー)今調べてみると「パゲルウェシ(鉄柵)の日」だった。色々教えてくれた。「黄色はhappy,白はholyの色」だって。1時間ほどで空港に着いた。10万ルピー。国内線なのでパスポートいらない。13:10のフライトなのに11:30に着いた。早すぎだよ。送迎頼む時に11時って言ったら10:30にされたんだよなあ。もっとゆっくりしたかったなあ。(まだ買い物したかった)時間があるけどどうしよう?って思ってたらフットマッサージ屋に勧誘される。「ジョグジャ?you have a lot of time」と薦められたのですることに。昨日の自転車と今日の買い物でちょっと足痛いしね。マッサージはなかなか上手かった。本格的なフットマッサージ(足つぼ)じゃないけど気持ちいい。ついでに肩もしてもらうことにした。このマッサージが今までのマッサージで一番マッサージらしくてよかった。値段は45分くらいで6万ルピア。(足だけなら30分で4.5万ルピア)ちょうどいい時間になり。市場で買った黄色いご飯(おいしい)をとお餅を食べた。そして歩いて階段上って搭乗。3-3で私の列には私のみ。離陸して下の海を見ると海が青い!初めて見る青い海が去る時だなんて、せつないな。機内食は菓子パンとりんごが出た。でもあんまり食べられず。なんかお腹痛いし。いつもは朝だけだけど昼でも痛いよー。昨日のエスチャンプルのせいかな。1時間でジョグジャカルタ到着。バリより1時間遅いので13:10発の13:00着のフライトだ。そこで迎えに来てくれたラマツアーズのガイドさん、エディさんに会う。車でボロブドゥールに向かう。ガイドさんなのでほんとに詳しく色々説明してくれた。でもなんかジョグジャはウブドみたくうっそうとした山じゃないし、バリみたくお花も咲いてないし、道も広くて平坦で都会だ。やたらワルンがある。(大学が多くて学生多いのでワルンも多くて安いとのこと。たしかにSOTO AYAM3000ルピアだし安い。でも学費は最近高くなってるらしい。車は輸入なので日本より高いが家は300万あったら建てられるって。でエディさん、日本に昆虫を輸出してるらしい。(サイドビジネスいいのか?そんなことを客に話して)スマトラ島でカブトムシとかつかまえて、1匹2ドルになるらしい。えー原価で2ドル?高いー。日本で売られる時はいくらだろう。昔はうちの近所でカブトムシが取れて弟とか取りにいってたので買う人の気がしれないが、売れるんだろうな。でも前に大きなくわがた(10センチ近い)を捕まえて、70ドルで売れたらしい。ひえーいいビジネスじゃん。こっちだったら1ドルあったらとりあえず食事は3食できそうだもん。なのにすごいな。1時間ほどでボロブドゥールに到着。マノハラホテルで説明のビデオを見る。ここで一人で来てる東京の女の子に会った。昨日から来てて明日からバリで全部で2週間の旅なんだって。私は全部で1週間で明日帰るのにーうらやましー。ビデオ見ていざボロブドゥール。今日の夜から明日にかけてワイサック(仏教大祭、花まつりみたいなので満月の日にある)なので周りに飾りつけが進んでいた。でも昨日のバリのお祭りのお寺のほうがよかったなーなどど思う私。飾りもかわいかったし。世界遺産もいいけど、どっちかというと生きているお寺(遺跡ではなくちゃんと使われてる)のほうが好きだな。明日はワイサックでここもセレモニーあるらしいけど一般人は入れないらしい。ボロブドゥールは思ったより小さかった(いえでも十分でかいんですが)でも周りのレリーフはなかなか。一つ一つが話しになってて、因果応報の話とかあとはその続きは選べる話とかがあった。ブッダの生誕の話とか。上の段は偉いお坊さんの話らしい。上の段の一番東のストゥーパの中にある仏像の足を触ると幸せになれるとのこと。これは触らないと!けっこう簡単に足に届いた。これで幸せになれるかな?ひととおり説明されて写真撮って、でもやっぱりバリがいいよーI miss baliと感じてしまったのであまりボロブドゥールには感動しなかった。その後東京から来た子としゃべた。今夜オプションでラーマヤナを見に行くらしい。値段が45ドルと聞いて、確かガイドブックには15万ルピアって書いてあったのでガイドさんに聞くと「会社で送迎着けたらその値段だけど主催者の送迎だったら15万ルピアです。予約しましょうか?」とのことだったので45ドルキャンセルしてもらう。15万ルピアなら17ドルくらいだもんね。二人でストゥーパに座って話してると「写真とっていい?」攻撃に合う。海外に行くとたまに合うとインドネシアでも合うとは。日本人めずらしいのか?その後、マノハラホテルでドリンク(スプライト)もらったけどストローに穴が開いてて役に立たない。ビンから直で飲む。にしてもジョグジャグはすごく暑いと聞いてたけど全然暑くない。午後のほうがましとのこと。日程表ではムンドゥット寺院観光と書いてあったけどワイサックで今日は入れないらしい。ムンドゥット寺院に近づくと、お祭りの屋台やら、それに行く子供づれやら、お坊さんやらがたくさんいて大渋滞。やっぱりお祭りは屋台なのね。カラーひよこやら綿菓子やら、なんか日本と似てる。渋滞をやっと抜けてシルバーのお店へ。こういうツアーで組み込まれてる店では買い物しない主義なのだがつい買ってしまった。ブレスとピアスとか。\2800を\2000に値切ったけど\2200でしか買えなかった。この店レートが1円81ルピアだからルピアで買ったほうが安いんだけどルピアがもうあまりないから円で払った。(今日の朝ウブドで両替したら1円85ルピアだったの)夕焼けの中、ジョグジャの町に向かう。上り出した月は満月できれい。そしてブロモ山とかも夕方は浮き上がってきてきれい。(ジャワ富士と呼ばれてるらしい。このブロモ山、活火山で私が帰った後6/8に噴火して死者が出たらしい)日が暮れた頃、ホテル、メリア・プロサニに到着。なんだか高級なホテル。部屋に通されてびっくり!この旅で一番大きな部屋だった。ベッドはクイーンサイズで横にでも寝れるし、ソファはあるし、一人ではもったいない・・。もともとハイアットって言われてて町に遠いからメリアにランクダウンしたのだが豪華なホテルだ。観光込みでかなり安くしてもらったのに。すぐにロビーへ。ラーマヤナの迎えが18:30ってことだったので。でもなかなか来ない。荷物運んでくれたベルの人としゃべってるうちに来た。さっきの東京の子、Sさんも乗ってた。5分くらいで会場に着いた。まずブッフェのディナー。インドネシア料理。サテとかナシゴレンとかミーゴレンも食べ納めかー。今日の朝は今までで一番お腹を壊してたのだが(昨日のエスチャンプルが効いてる)けっこういっぱい食べられた。Sさんは看護婦をしてたけどやめて、旅に来たそうだ。なんと同じ年だった。その後ラーマヤナの会場へ。ガムランの演奏はバリよりかなりゆったり。ダンスもバリのほうがいいなー。途中眠くなる。ラーマヤナの話もあんまり知らないしなー。でも上には満月、南十字星も見えて、きれいだった。最後の最後に晴れたね。話はあまりわからないが猿とか鳥とかいろいろ出てきた。帰りも送ってもらって、部屋でウェルカムフルーツをちょっと食べた。南国のフルーツも食べおさめだしなあ。TVにNHKがあって、1ドル109円くらいになったことを知る。それでレートよくなったのか。一人だし、バスタブにお湯ためてオイルたらそう♪でも温度の調整がよくわからない。端までレバーまわすとどっちにしても水になる。真ん中にするとお湯になるという変わったやつだった。お湯ためるとなんかお湯の色がちょっと茶色っぽい。今まで青っぽいのは見たが茶色とは。ラベンダー入れて、殺菌してみる私だった。うがいしようと思ってコップに入れても水が色ついてる!ビンに入ったAQUAでうがいした。ベッドはほんと一人ではもったいないくらいの大きさでちょっと寂しくなった。