実家にて
ちょっと実家に帰ってまして。父からお母さんと奥さんを津波で亡くしたいとこ(父のいとこ)の話をききました。ずっとお母さん(私からすると祖母の妹)が行方不明だったけど歯型で見つかったらしいです。それもだいぶたってからだったからいったん土葬してたご遺体で。それがNHKのニュースで流れたらしい。でその大叔父さん(であってるか?)は「やっと見つかったからこれから前向きに復興に向かっていける」のようなことを言ったらしい。なんだか被災した親戚たちはみんな前向きでびっくりです。私だったらそんなこと言えないと思う。もちろんわからないよりはちゃんと見つかったほうがいいけど、それだけで前向きにはなれないなぁ。津波で家も流されて、家族も失って。いくらお金もらえてもかえってこないものが多すぎる。もちろん嘆いてもどうにもならないこともわかってるけどしばらくは再建とか考えられないかも、私は。家も建て直すって言ってるそうだけど同じところには建てられないし問題いっぱいだし。でも父と同年代ってことは子供もいるだろうし、後ろばかり見てられないんだろうな。仙台、9月に行くよって言ったらおばあちゃんちの周りは津波は来てないけど地震で半壊の家が多くて建て直ししてるところが多いし、工事中ばっかりで環境よくないから行かないほうがいいんじゃない?って言われた。でもせっかくなので行こうと思います。会えるときに会っておかないとね。