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カテゴリ:コロナと毎日
コロナ感染者がようやく少なくなってきたかな、
と思っていたら いろんな制約解除と一緒にまた増えてきた。 そんな話のあとで 「そういえば、 この市で最初にコロナに感染した人、亡くなった んですって?」 コロナウイルス感染症で亡くなったわけじゃないし、 他の病気で亡くなったわけでもない 事故でもない。 自死なんだっていう。 〇〇管内としか発表されていなかったのに 何処に勤めていて 何処に住んでいて 子供が何人居て、 子供はどこの学校に通っていて、と全部情報が漏れている。 その人は、うわさが全部正しいのなら、 私の家からちょっと離れたところに住んでいる人だった。 この辺は住んでる人が少ない。 工場が閉鎖になり、学校も休校になったら 歩いてる人なんてホント少ない。 1時間歩いてすれ違うの3人とか。 人が少ないから感染の機会も少ないはず、なんて思っていた。 旅行先で感染ったとか、他の土地から職場に来たお客さんとか そういえば感染経路のうさわもいろいろあったっけ。 「私、その人の家の近くに住んでるみたいだけど、 亡くなったっていううわさ、きかないですよ」 と言うと、別の人が 「でもそれ私もきいたわ。亡くなったって」 ええー…。 理由はバッシングなんだそうだ。 それから出るわ出るわ 感染した人がどんな辛い思いをしたかといううわさ。 自分の家から感染者出してごめんなさいって、 菓子折り持って謝りにいった人もいるとか。 世界中で不思議に思われてますよね 日本ってこれだけ無策なのになぜ抑え込みがうまくいってるのかって。 これじゃないですか? 感染なんてしたら。何言われるかわかったもんじゃないっていう 人間不信とバッシングへの恐怖。 不運にも感染して充分苦しんだ後に、 こんどは周囲の冷たい目に苦しめられるのは 誰だって嫌だ。 誰も罹りたくて罹ってるわけじゃないし、 罹っている人がぱっと見わかるワケじゃない。 マスクは人に感染さないための道具で 自分が感染しないための予防じゃないし 芸能人で罹患した人の中には、 周囲よりよほど予防に気を付けていた人もいた。 不運にも感染してしまった、で済まされない世間って怖い。 不運にも感染してしまった、で済ませましょうよ。 うさわが、本当でもガセでも後味が悪い。 本当だったらショックで悲しいことだし、 ガセだったら、そんな教室で机の上に御供えの花瓶でも置かれるような うわさを流された当の本人は辛いだろう。 そんなうわさが流れる街自体もヒドイ所だし、 そんなメンタリティを持つ私達もどうにかしないとって思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月24日 10時54分24秒
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