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この人がこの歌を歌うなんて、考えてもみなかった。 なんて優しくて、しみじみと語るんだろう。 素直で、自分の弱さを知っているささやきかけだ。 ゴスペル調の荘厳で重厚なオリジナルを、アコースティックとピアノだけで 演りこなすなんて。 いいですねぇ〜。 会場が一体となってブライアン・メイに力を貸し、 うんと力強くなって、 歌がブライアンの手を離れる。 ブライアン・メイは心から嬉しそうだ。 この人はつねに、この人だったんだと思った。 フレディの真似じゃなく 自分ならどう歌うか、をじっと考え抜いて 歌ったんだろう。 フレディに比べられたらとか、酷評を受けたらとか 考えるいとまもないくらい、きっと考えたんじゃないだろうか。 どこまで行っても自分ならどうするかを考え抜く。 きっとこれ大事なことなんだなあ、 とフレディ亡き後の3人を見ていて今さら気づいた。 少女の頃から幾十年。 教科書に載っていない英単語、 性的マイノリティ、エイズ、死、老い、美しさ。 クイーンをどうするか。 彼らが悩まなかった事なんて、なかったろう。 ジョン・ディーコンは、フレディに殉ずるかのように 早々とベースギターを置いた。 ブライアン・メイとロジャー・テイラーはクイーンを続けることを お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月15日 17時22分26秒
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