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カテゴリ:中年漂流
健康診断の結果が返ってきた。
毎年、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値がよくない。 数字のとこに↑がついてくるのね。 今年もLDLと総コレステロールのとこに↑がついて、判定がついに 「治療を必要とします」 になってしまった。 LDLコレステロールが多いと 動脈硬化とか心筋梗塞の原因になるんだそうだ。 さっそくかかりつけの内科受診。 職場の帰り、受付時間ギリギリに診察券出した。 ご飯食べちゃってたけど、 食事が関係している項目は基準値内だったから 検査できるとのこと。 体重測って、採血。 コレステロール値の測り方って数種類あるらしい。 ここの病院は、 職場の健康診断で採用している方法とは違う方法を採用していて、 数年前にも測ってもらったんだけど その時は 基準値内なので特に治療やダイエットは必要ない ということだった。 少しして呼ばれる。 「迅速検査の結果」っていうタイトルの紙が机の上に 置いてある。 LDLが基準値ギリギリだけど、総コレステロールが基準値越えだ。 医師曰く 「あなたは数年前にも検査を受けていて、 その時よりも体重が減ってるんですよ。 体重が減って、コレステロール値が上がっているということは 加齢によってホルモンバランスが乱れているということです。 ダイエットしても、筋肉が減って今度は体が動かなくなる。 今は、薬を飲むか飲まないかのちょうどギリギリの所なんです。 薬は一生飲むことになります。 動脈硬化の検査をして、症状があるようなら飲みましょう。」 というような事を云う。 薬一生と聞いてもうあたまが真っ白とはいかないまでも ぼんやりまだら位に曇って来て あんまり何言われたのか覚えてない。 それでも思った。 ああこれ聞いたことがあるなあ。 「加齢による○○」 ヘルニアの先生だ。 私は背骨の仙骨の上とその上の上くらいの軟骨が出ちゃってる。 首にもそんなところがある。 治せないんだそうだ。 何故なら 老化の治療法はないから。 研究している人もいるけどネ、とヘルニアの先生。 「あなたは年齢の割には早いけど… 人それぞれの年の取り方があるから。 持って生まれたものもありますしね。 高校生くらいでヘルニアの手術する子もいれば、 高齢になっても症状のない人もいます」 結局、 歳をとることと生まれ持ったものは、どうしようもないのだ。 治すことはできない、薬で症状を抑えたり遅らせたりが せいぜいなんだろう。 動脈硬化はなかった。 ここからは相談になるのですけれどね、と先生。 「いづれは薬を飲まなくてはいけなくなります。 3カ月先か半年先か1年先か… そこで、今から飲み始めてもいいと思うんです。 どうしますか?」 その「いづれ」のスパンの短さにびっくりしてしまった。 3カ月おきにコレステロール値を測るんだろうか。 それとも、年に1回の検査でいいんだろうか。 その間に動脈硬化だ心筋梗塞だという話になったらどうしよう。 「え!?…じゃあ…飲んでみよう…かな?」 おっかなびっくり言うと、まず副作用がないかを確認するのに 2週間分薬を出すという。 1日1錠、朝ごはんのあと、と薬剤師さんに言われた。 翌日、1錠のんだ。 夜6時位から、あちこちかゆい。 見ると丸い、酒に酔った時の色をした小さな土塁みたいなのが いくつもできて重なり合い、 時間が経つと繋がって、消える。 それが一塊消えては体のどこかに新しいのが出来て、と次々繰り返す。 ああ副作用だね 薬が合わなかった、っていうより、 体中が何かに抵抗しているようだった。 まだやれますよ って言ってるみたいな。 オマケに、喉も痛くなってきた。 翌日病院へ行くと、発疹は副作用、喉は風邪。 風邪薬を処方され、 風邪がすっかり治ったらまた同じ薬を飲んでみてください ということだ。 風邪で抵抗力が弱り、たまたま副作用が出ただけかもしれないということ。 かゆいなあ 気持ちわるいなあ なんだか疲れてきた 身体のあちこちに爪をたててボリボリやりながら、 歳をとるのもユルぐない(大変な)んだなあ と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月03日 15時10分07秒
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