Twitter漫画
昔は漫画って出版社に持ち込んだりコンテスト(?)に応募したりしてデビューする感じだったけど、今はネットで自作を発表できるんですね。元編集者の方が立ち上げた無料で閲覧できる漫画投稿サイトに投稿された漫画が話題になって、大手出版社から単行本出版のオファーがかかるなんてことがあるんだそうな。(*)作者はプロの漫画家じゃなくて、仕事の合間に作品を書いてる人だったとのこと。サイト管理者は漫画の作者にとって一番良い条件を出してきた出版社と契約したそう。これを知ったのは4年くらい前だから、あれですね、今はもっと進んでいる。いつ頃から始まったのか知らないけれどTwitterに漫画を投稿するっていうの。可愛いのがあるぞお新飯田さんと言う人の「ちゅんホテル」がすごくかわいい。小鳥が経営(?)従業員みな小鳥、でもプロ。「ちゅん」と「ちゅーん」「ちゅっ」で会話。ああ添い寝されたい。ちゅんホテル pic.twitter.com/uWNkHyTnMC— 新飯田 (@2ida3) November 11, 2018連載みたいな投稿も。童話みたいな、いろいろ考える要素が入っていて思わず読んじゃう。人柱として案山子にされた不死身の青年がまたイケメン。青年に助けられたハルもいい感じの男の子に成長したなあ。人柱案山子(ジンチュウカカシ)1 pic.twitter.com/O6eVBdRJCh— 吉田より (@yohakuyori) September 19, 2018こちらは漫画を描いたご本人が「銀のおに」と一緒の本にして、昨年直通販していたみたいです。「人柱案山子」はAmazonのKindle版でも読めるようです。この人は安楽死漫画も描いてTwitterに投稿してます。あの、2人の医師がALSに悩む50代の女性を安楽死させたっていう事件ありましたよね、医師の逮捕はことし7月。この作品はこれよりも約1年早く投稿されてます。法律で安楽死が明確に容認された近未来のお話。夫に先立たれた妻たちが「終活」の話をしています。何も考えてなかった安西さんに「そろそろ考えておかないと子供達に迷惑かかるわよ?」うーん。子供いないけど、うーん。「姨捨山」より情が無くて、ドライ。確実に死ななきゃならない。デスハラ1〜4 pic.twitter.com/h61UqnGoPA— 吉田より (@yohakuyori) June 8, 2019作品の発表の仕方が変わって来るんですね。しかも面白い漫画がTwitterで、タダで読めてどんどん拡散していく。享受する側の支持がまずあって、そこから作品が広まって行くって、宣伝でいつも目にするからなんとなくっていうのじゃない分出版社さんは大変だぁ。(*)元編集者が立ち上げた漫画投稿サイト→電脳マヴォ話題になった投稿漫画→『良い祖母と孫の話』(加藤片)紙版小学館クリエイティブ、電子版はいろいろ読めるようです。【あらすじ】 祖父が亡くなり、父と2人暮らしのしょう子の家に祖母が引っ越してきます。 祖母は無農薬野菜を作り始め、食卓には見た事の無い料理が並び、弁当は嫌な臭いがする。 いつもコンビニで気ままに好きなものを選んでいたしょう子にとって手作り弁当は苦痛で、 毎食トイレに流していました。学校に忘れ物のお箸を届けに来た祖母が、偶然しょう子が 昼食にパンを食べているのを見てしまう。祖母は何も言わず、それから弁当に菓子パンを 持たせるようになります。 イラついたしょう子は祖母に「私もお父さんも何でも一人でできるから…何もしなくていいんだよ」 と言ってしまう。それから祖母の物忘れ、徘徊がはじまり、ついに施設へ。どこで失敗 した?と悩むしょう子に友人が教えてくれた自分の意外な一面…。取返しがつかないけど、 切ないんだけど、 少女が祖母に素直に向き合えるまでの成長物語。