ただしのブログ

　　
　今日は講習会のため着物でお出掛けでございます。

　師匠を亡くしてからは特別先生に付く事をしていないので、技術は衰える一方。
　多分ね。
　とはいえ、折角師匠が取り次いで下さったご縁なので、年に一回の講習会には
必ず出席するようにしています。

　いつもより少し早めに起きて、昨夜のうちに準備しておいた着物を着付けます。
　一人では手が回らない部分の為に、家族に教えがてらの着付けでした。
　丁度この夏に浴衣を着て、一人で着られるようになりたいと言っていたので。
　基本折り紙のようなものだし(平面裁断だからね)理屈は至って単純。
　
　しかも手軽な名古屋帯ですから1時間もかからずに完成です。
　とは言え少しタレが長過ぎたかしら。
　帯枕も若い時のままの大きめのものだし、そろそろ買い替えなくちゃですかね。


　今回は新しい襦袢を用意したのですが、襟に手こずりました。
　着付けの為の特別な小物は使わないのですが、装道の美容衿だけは欠かせません。
　これを襦袢に縫い付けると、うなじの拳抜きが綺麗に作れるのです。

　これを襦袢の衿に縫い付けて、更にその上に半襟を掛けます。
　洗う時には外すのが前提なので、直線に荒く4本縫うだけなのですが・・・・。
　美容衿は以外と固いので、結構難物。
　作業の間に現実逃避したりイロイロしていたので、出来上がったのは前の日の夜中。
(ってことは前の日じゃなくて当日ってことか・・・)
　ちょっと寝不足気味でしたが、頑張って行って来ましたよ。

　当然の事ながら着物を準備している部屋にはにゃんこ達はお出入り禁止。
　引っ掻かれたり、風邪ひきのくしゃみで汚されちゃ困りますからね。
　扉の外で入れてくれーとガリガリしていましたが、心を鬼にしてスルーです。

　後で見に行ったら、こんな所で拗ねていました。

　ふふふ、豆大福・・・愛い奴め。