うちのねこ
我が家の家族として、子猫とともにお家の中に入る事になったちーにゃん。 無理矢理お家に入れるのではなく、敷地内に入ってきた彼女に声を掛けました。「ここのお家に住みたい?」 猫に言葉が通じるとは思っていませんが、それ以来彼女は我が家に住み着いています。 そして偶然か、ちーにゃんの最初の子猫は既に事故で居なくなっていた「殿下」によく似た白黒のオスでした。「犬は人に付き、猫は家に付く」とは良く言ったもので、我が家の家族として暮らすようになっても、彼女は毎日出掛けて行きます。 行き先は自分がかつて暮らしていた隣家。 主人だった人が帰宅していたらしい時間帯には必ず、玄関前で待っているのです。 けなげでもあり複雑な心境でもありましたが、この3年程はそうした行動も無くなりましたね。 ようやくここが自分の家だと思えるようになったのかな、と。 時には交通事故に遭ったのか、血塗れの真っ赤な顔で帰宅する事も。 このときは顎の骨がくだけていて、骨の代わりに金属の板を入れる手術をしました。 間違いなく、我が家で一番高価な猫です(医者代が)。 彼女が産んだ子猫達はみんな大きくなりました。 貰い手さんが決まって他所のおうちの子になった猫も居ますし、事故で還らぬ猫も居ました。 オス猫はどうしても放浪の旅にでたがるので、そのまま還って来なくなる猫も。 今のちーにゃんは自分の子供猫達とのんびり日向ぼっこをするのが日課のようです。