日照不足
久しぶりに良く晴れた一日。 この時とばかりに沢山お洗濯をしまして。 家の中にもさわやかな空気を通して、いい気分でした。 バラの鉢は相変わらずなのですが、元気づける為に株元に完熟牛フンを敷いてオルトランを散布しました。 姫コガネムシだっけかを良く見かけるので、コガネムシの幼虫にも効く、と言う謳い文句のタイプでございます。 ついでに長雨の間に生えてしまった雑草も頑張ってむしりまして。 結構いい気分で居たら、家族の年配組が冴えない顔で畑からご帰還。 開口一番。「スイカが盗まれた」と。 うーん、ご立腹な訳ですね。 我が家の畑は割と大きな道に面しているので、ちょこちょことした被害はよくある事なのですわ。 みかんの木から食べごろみかんが盗まれたり、今年目立っていたのはなすびの盗難でしょうか。 手でもぎ取っていくらしいのですが、その強者っぷりには呆れ返ります。ご存知の方も多いとは思いますが、なすびのヘタの刺は、新鮮なうちが一番鋭かったりします。それに素手で挑もうなんて私には考えられません。 それ以前には植えたばかりのナスビの苗が盗まれた事も。 早生のタマネギが半分以上盗まれたのは、タマネギ不作が顕著な年でしたわ。 量的に業者だろうと言われましたが、仕入れなら市場へ行って下さい。 タダで仕入れしようなんて、図々しいわ。 今回盗まれたスイカは多分5,6個くらいでしょうか。 スイカは一株から沢山採れないうえに繰り返し実をつける事はありません。 しかも今年は長雨でお日様が足りないから、いろんな作物が少なめなのに。 この時期一度だけの楽しみを台無しにされて、年配組は流石におかんむりです。 辛うじて一個だけ残っていたのはラッキーな事に種無しの品種。(わざと残していったのかしらね) 今年ははこれが最初で最後の収穫となりました。 うーん、悔しいわ。 こういった盗難はパプル期には日本人じゃない人が犯人だ、なんて良く言われましたが。 最近は全然普通にご近所さんだったりもするので嫌な気分倍増です。 田舎ですので、あらぬ噂が立つのも困るけど、基本は「李下に冠を正さず」ですね。 でも、盗まれるのは作物だけじゃありません。 今年の春先には、自宅の畑から牛フンを盗んでいく車を発見した家族。 我が家では酪農農家からトラック幾らで牛フンを買い、畑の一角にストックしてあるのです。 その車のナンバーを覚えていて、しばらくしたらその車、隣の地区の庭先に止まっていたし。 そこのおじいさんだったみたい。 面識の無い人ではないので、どんな気分なんだろうと思う。 盗んだ肥料で実った作物はおいしいのかしら。 せっかくの晴れた日だったのに、荒んで来たので、にゃんこに癒されたいと思います。 ぐっすりお休み中の「ういろう」さんです。