あれから時は過ぎ。
デジカメ購入して、ちょいと街中を歩いてみた。思い出のミスタードーナツ西3条店の跡地。数年前に閉店したのち、今だに借り手が見つからない。裏手の方は昔、猫がよく入り浸っていた。ここも私の居た頃は外にまで並んでドーナツを求めにお客様がいらしていた。この店の地下に昔「居酒屋一斗」があり、仕事の疲れを癒しに親父さんに逢いによく通っていた。現在一斗は移転している。帯広に戻ってからはまだまだ来訪は叶わず。そして一斗の親父さんの奥さまが切り盛りしていたあざみ食堂。よく焼きラーメンの出前を取っていた。あのチャキチャキお母さんは一斗でご一緒に働いているのだろうか?この店も惜しくも閉店…。食堂界隈の店舗さん達の憩いの場であった。現在も面影はそのままで、そこだけ時が止まったような想いにかられる。そして私の強烈な思い出のお店の跡地。そう、たん吉食堂があった場所。すでにここは更地になっている。ここにあざみ食堂同様木造で今にも壊れそうな佇まいであった。親父さんお袋さんはご健在であろうか。こうしてお店を永く営業するのは大変であり、また苦労しながらご夫婦二人三脚でやっていたのだろう。今回のお店の方々は一様に「お客様あってこそ」と云っていた。永くお客様に支えられ、また共に作りあげた歴史がまだ残像として残っているような気がする。今年こそは久々に一斗の親父さんに逢いに行きたいと思う。そんな私も今や30代そこそこ超えていまだにうだつのあがらない暮らしぶりである。現在営業中のお店もあり、歴史を一つずつ積み上げている。私もそんな中で共に生きている。素晴らしい。これからも街中は変化と不変のカオスの中で時が過ぎていくのだろうね。いつものようにダラダラ思いのまま綴ってしまいました。駄文失礼致しました。