病院で検査しても異常がない体調不良は、自分に気づくため
私の子供時代も、あなたの子供時代も共通する部分はあるよね。 それは、お家の空気がリラックスできる空間で、笑いがあって家族みんなが楽しそうな空間を望んでいたよね。 だから両親の喧嘩とかがあると、悲しくなった。お互いに良い所があるのに、気に入らない部分や自分の期待通りにしてくれない部分ばかりを腹を立てているのが残念だった。 今の子供たちも同じでね、親が大好きなんだよ。 生まれた最初は「可愛い」と言われたけど、5歳とか大きくなると親の期待が少しずつ出てきて、親の言うことをきく良い子で居るように、将来のために勉強をしなさい等々要求と縛りが増えていく。 昨日の男の子も、私がお母さんに家族に感謝できることいっぱいあるよ。お父さんが働いてお給料持ってきてくれるから、買い物できるし、暖房冷房できる。お父さんにその部分は感謝して、夕食を温めなおしたり、「お疲れ様」って声かけたりするだけで、お父さんの心も温かくなるよ。とはなしている最中、お母さんの顔を見てうんうんうんうんってずっとうなづいていた。 男の子は、ただお母さんにお母さん自身を楽しんで生きてって伝えているだけなんだよ。 毎日お母さんが「誰も解ってくれない、私ばっかり」ってその部分ばかりをつついて、悩んでいる苦しさを悲しんで、体調が酷くなっているだけなんだよね。 毎日ありがたいね、楽しいねって、生きたいからお母さんを「お母さんのそのままでいいよ」って見守ってきた。でもね10年以上真逆の状態が続いているから、体調崩してお母さんに気づいてもらえるようになったんだ。 病院でどれだけ検査しても何も異常が出ないから、とうとうお母さんはHIZUKIに来る気になって、男の子はとてもホッとした。男の子が言いたいことを私が代わりにお母さんに伝えたから。 家族はみんな互いに映し鏡になっている。周りの人間の姿で自分に気づけないと、いろいろなことになっていく、そのうちの1つが体調の悪さだよ。 そのことを一番苦にしている人が自分自身に気づけるようにね。