シロバナセンダングサの卵焼き
最近やっとお店に張り付く事に慣れてきました。今まで清美ちゃんが昼の時間を見てくれていたので、私としては大助かりだったのですが、残念ながら名古屋へ帰ってしまい、昼からのランチでてんてこ舞いでした。彼女がせっかく定着してくれた「昼のお任せランチ」。常連のお客様のみでも絶やしてしまっては申し訳ないですものね。毎日孤軍奮闘?お客様にモーニングコールをお願いして「昼」と戦っています。今日もうちの「マネージャーさん」がパチリと一枚撮ってくれましたが、今日の付け合せに使った「卵焼き」実はシロバナセンダングサをたっぷり使いました。シロバナセンダングサは雑草というよりむしろ害草として名高い草、種子がくっついたらなかなかとれず、ハルサー泣かせの植物です。最近、宮古島で薬草として見直され「お茶」や「化粧品」などに栽培され商品化されてきたようですが、まだまだ雑草の域を出ない、沖縄では代表的な「野草」です。でも、新芽はゆがいておひたし、白和え、また天ぷら、おつゆの具などに十分使えます。特に「おいしい」というほどのものではないので、島の人は常食しませんが、「薬草」の感覚からいくとなかなか良い「食材」だと思います。ためしにいかがでしょうか?効果?解熱、解毒、利尿作用またアトピ-性皮膚炎や糖尿、動脈硬化に効く成分が含まれているとか。どこにでも生えてくるんですよ、花は可憐で正式には「タチアワユキセンダングサ」「ハイアワユクセンダングサ」「シロバナセンダングサ」とあるそうですが、食べる方としては味にたいして違いはありません。