ブーゲン物語1
1昨年、通りに花をという事で、「ハイビスカスかブーゲンか綺麗な南の花を植えましょうよ」と提案したんですけど、「良いね」と言われただけで終わってしまいました。「なら私がお手本見せてあげるから()ブーゲン用のポール立てて」と通り会の男性陣にお願いして、立ててもらった支柱用のポールの脇にブーゲンの木を植えました。成長の早いブーゲンは2年も経たないうちに二階のベランダまで届き、今回も結構花を咲かせてくれました。私の住んでいるこの商店街も、どちらかというと先細りしていく傾向にあり、「活性化」が通り会の大きな命題でもあるんですけど、なかなか上手くいきません。いろんなイベントや補助事業を導入した試みもしているんですが、単発で終わってしまうのです。思うに私は、単純に清潔な雰囲気で花がいっぱい咲き乱れている商店街であれば、お客様は自然に集まって来るんではないかと思っているんですが・・・。後はお店のレイアウトや商品構成など自助努力だし。だから「ほら見て、花咲かせると見事でしょ、目を引くでしょ、だからお花いっぱいにしましょうよ」と言いたくて植えたブーゲンビリアだったのです。でもこちらの人には、毎日見てて当たり前の花で意識さえしないのかもしれない。外から来るお客様には、とても素敵な花なのに。