大失恋から12年 ~最終章
長かった失恋話もこれで終わりです。今回は、ちょっと長いです。失恋当初は、人生、こんな辛い事はないって思いました。ある先輩に「人の人生、辛いことはみんな同じだけ体験するんだよ。それが、早い人、遅い人、色々いるから、今は他の人が幸せに見えて仕方がないかもしれないけど」その言葉で、かなり救われました。みぽりんって根っから、そんなに考え込むタイプじゃなかったかもしれない。それに、たくさんの友達が居て、勇気付けてくれて。ホントに友達って有難いな~って思った。二ヶ月くらい経った頃、心の中にあった何かがす~~っと無くなったんだよね。それで、吹っ切れたっていうか。八つ当たりかもしれないけど、彼に対する未練は全然なく、逆にAちゃんを恨んでいたかも。彼とAちゃんに幸せになってもらってたまるか!みたいな感じもあった。だから、彼に慰謝料を請求しました。たいした額じゃないけど・・・。経済的制裁ですね。こういうのって裁判起こしても、たいした金額は取れないらしい。芸能人じゃあるまいしね。春には、すっかり立ち直っていたような。。あっちゃんとも、ディズニーランドにデートに行ったし。デートじゃなくって、あっちゃんは、傷心のみぽりんを元気付けようと思っただけかも。旦那も、昔からの友達なので、よく電話で話ししたりしてました。2年くらいして・・・旦那と結婚しました。ま~。彼にAちゃんと先に結婚されては困る!っていう焦りかな。。旦那を選んだ一番の決め手は、嘘つかない誠実さ・・・かな。もう、こんな目に合うのは嫌だったから。旦那には失礼だけど、もう誰かをすごく好きになったり、そういう感情はどっかに消えてしまったというか、もう傷つきたくなかった。みぽりんは、結婚したけど、最初のうちは夫婦仲がすごく悪かったの。一見、おだやかに見えた旦那が、すごい酒乱で、DVこそしないけど、家のものを色々壊したり。そんな噂を彼が聞きつけたらしく、初めて二人でご飯を食べに行く事になった。周囲からは聞いていたけど、やっぱり、みぽりんの事が気になるらしい。それは、好き・・・という感情じゃなく、自分が傷つけてしまったとういう罪悪感。確かに、傷ついた方より傷つけた方が、つらいこともあるかもしれない。何度か飲みに行ったり、していて・・・どういう流れか覚えてないけど、帰り際にキスしたりすることもあった。でも、みぽりんの中では、それは”愛” じゃなくって ”復讐”そう。Aちゃんに対する復讐。彼は、そうやって、今度はAちゃんに対しても嘘を付くんだから。月日は流れ・・・彼は、Aちゃんとメデタク結婚しました。それでも、彼は、たまにみぽりんと飲みに行ったりしてた。共通の友達経由で聞いた話では、みぽりんと彼が同じ会社に居るので、Aちゃんはすごく気になっているらしい。会社絡みの忘年会とか、そういうのでも一緒になることがあったけど、みぽりんが参加しているってことは、一切しゃべってないらしい。だから、Aちゃんに会うことがあっても、その事実はしゃべるな。と口止めされてるって。そのうち、Aちゃんが病気だって話を彼から聞いた。命には別状は無いけど、子供が出来なくなるらしい。そんな話、みぽりんにするかね!?そういう神経の男なんだよね。可愛そうだと思ったけど、周囲の人は、バチが当たったって言ってた。女性にとって、自分が子供を作れない体になるってことは、辛いことだよね。婚約破棄されるのと、どっちが辛いって言ったら、、子供を作れない体になるってことかもしれない。どこかで、一生負い目を背負って生きていくんだから。ある日、彼とみぽりんを含む、男2・女2 で飲みに行った。すごく大騒ぎして、飲みまくった。いつのまにか、カップルになっていて、彼とみぽりん。その他の1組になってた。お店を出たのは、2時。その他の1組は、そのままホテルに行ったらしい。みぽりんと彼は、タクシーで一緒に帰った。酔っ払っている彼は、みぽりんに絡んでくる。タクシーの中なのに、キスはしてくるわ、触ってくるわ。酔っ払いを制御するのは、大変で・・・「続きは、また今度ね♪」とごまかして。1年ぐらいして、みぽりんが旦那の転勤についていくので東京を離れることになった。彼が「送別会をしよう」と言ってきた。二人で・・・いつかの約束「続きを・・・」と。そして、それが現実となった。彼と一緒にお酒を飲んで、、なんとなくそんな雰囲気になったので、ラブホに行った。相手に対して、少しの愛もないエッチをしたのは、これが初めてかも。これで、みぽりんの”復讐”は、終わったわけです。女って怖い!?P.Sもしかして、彼がこのブログ読んでる?教えてないけど・・・