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カテゴリ:近場スポット案内
そして、各農家さんちで仕入れを済ませた後、この日は高野山に上がりました。
そうなんです。りんごも洋梨もナスもトマトも銀杏も 夏ならぶどうもスモモも・・・ みんな高野山のふもとの町で作られているのです。 だから、いつも高野山のすぐ近くまで来ているんです。 で、この日は、(見た目では想像がつかないけどお寺に興味のある)KT君と高野山の宿坊にプチ修業に来たのです。 かつらぎ町から「永遠くねくね山道」を上り詰めたら、急に山上都市が現れます。まさしく密教の聖地です。今なら車ですぐに行けるけど、昔は1日がかりで登ったんでしょうね。 今回お世話になったは、 恵光院さん 実は6月に続き、2回目です。 毎月21日は「お大師さんの日」で、弘法大師が高野山に入った日とされているようです。だから、21日にお参りに来られる方が多いとのこと。 恵光院さんには、その前日から宿泊する「お籠もりプラン」というのがあります。男女別の相部屋で、2食つき5000円とかなりお得なんです。しかも、座禅、写経、夜参り、朝勤行、護摩祈祷といろいろ体験できるのです。 この日は、KT君と僕の他に、もう一人高知から「四国88ヶ所」のお礼参りに来られた方と3人部屋でした。女性部屋は、3組4人泊まられていました。 着いてすぐ、「阿字観」という座禅に参加さていただきました。凡字(古代インドの仏教字?)の「ア」という字は、仏様を表しているそうで、その御前で瞑想します。座禅をして、ゆっくり呼吸をすることで、心を無にするということなのですが、なかなか奥深く、到底1日では体得できませんでした。毎日少しでも続けるといいですよ。とのこと。続けてみたいです。 その後、お籠もりプラン7人で、精進料理の夕食をいただき、修行僧(?)の方の案内で、他の宿泊客と一緒に、「奥の院」の夜参りに連れていただきました。外国の方もいました。 真っ暗で怖いのかと思っていましたが、灯篭や街灯があり、歩くには支障ありませんでした。信長や明智光秀のお墓や、グリコなどの社墓、戦没者の慰霊碑などを見ながら、約30分歩いて、一番奥の「お大師様の御廟」まで。夜にお参りするとさらに神秘さが増します。厳かな雰囲気の中、お経を唱え、お地蔵さんや水行の池など見ながら、また30分ほど歩いて戻りました。 外は真っ暗だけど、まだ8時。そのまま、ちょっと外出しました。 金剛峰寺、大門は、夜間ライトアップされていてきれいでしたが、ちょっとやり過ぎ感が。。。。世界遺産になったから、こんな派手な照明になったのでしょうか? ちょっと興醒めでした。奥の院の神秘さの方が、高野山らしくて僕は好きです。 金剛峰寺根本大塔 高野山大門の仁王像 宿に戻ってから、写経をして、いつになく早く床に就きました。 翌朝は、7時から宿坊「恵光院」の本堂で、朝の勤行、そして、隣の護摩祈祷のお堂(?)での護摩祈祷に参加させていただきました。どちらも今まで体験したことのない「密教の世界」で、気が引き締まりました。特に護摩祈祷は、狭い部屋で、護摩を焚いて火柱を立てるのを見るのは圧巻でした。 ということで、非常に充実した1日を過ごせるプランです。興味のある方は、ぜひ体験してみてください。とても快適に宿泊できるのですが、あくまでも宿坊なので、お間違いなく。感想を書かれている方の中には、サービスや設備について不満を書かれている方がいますが、そんな人は、山外のホテルに泊まればいいのに。って思います。 僕的には、オススメです。 高野山 宿坊 恵光院さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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