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カテゴリ:フルーツ仕入れ奮闘記
紀美野町の北さんちでは、栗の収穫が始まっています。
まだ、青いものも多いですが、熟した子から落ちて拾われていきます。 栗は、ご存知のように虫に狙われやすいため、完全無農薬というのは難しい作物です。 北さんは、消費者のことを第一に考え、残留農薬がないよう、 基準以下の農薬で栗の栽培をしています。 実が木につきはじめると、許可された薬を「いが」が割れる前だけに使います。 栗は、渋皮、鬼皮、そして鎧の「いが」にガードされているので、 実まで薬が浸透することはあまりなさそうですね。 そして、問題なのが、落ちてから。 栗は落ちて日がたつと虫に卵を産み付けられたり、病気が発生したりするそうです。 そこで、薬品で燻浄処理して、虫や卵を殺すのが通常とのこと。 北さんは、毎日休まず拾い切ることで、薬を使わず、その被害を抑えます。 また、収穫後の選別もかなり厳しくしているそうです。 郵便局のふるさと小包で全国に発送もしているので、害虫を殺していない分、 選別をちゃんとしないと、後から虫が出たとか腐っていたとかのクレームがあるからです。 よく考えると、そういう栗だから(虫が生きているから)安心なんだけどなあ。 ということで、アランチャでは近々栗のスイーツが登場します。 お楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.16 02:05:00
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