映画『ノルウェイの森』を見てきました。
結論から言うと、ビートルズの曲だけが頭に残る映画でした。CMでもたくさん流れてるので記憶に残っちゃいますね。まず、ノルウェイの森は私が大好きな本のベスト5に入る本ですが、この映画のできは正直微妙でした。まず、尺的にどうしても無理がある。あと、エッチのシーンが無駄に多すぎると思います。確かに、重要なシーンもあるのですが、そこまで描く必要があるの?そのシーン必要?って思うのも多々。とくにレイコさんは全くないだろ。の割りには、例えば、この小説のもととなったといってもいい『蛍』のエピソードはカット。グレートギャッツビーを連想させる印象的なシーンなんですが。永沢ももっとスマートな人はいなかったのかな、、、あと、本来「ノルウェイの森」は過去を振り返るという『世界の中心で、愛を叫ぶ』と同じスタイルなのですが、そういう雰囲気があまりありませんでしたね。全体的にもうちょっと抽象的というかぼやっとした感じの雰囲気の映画でよかったとおもいます。ひたすらB級、ミニシアター系で進むとか。あと、音楽と映像の組み合わせがミニシアター系の洋画っぽかったです。つまり、これは流行らないwヒットする要素が全くないですwwwそういえば、ビートルズの「ノルウェイの森」って要約すると彼女に振られて放火しちゃう歌だったんですね。(解釈は色々あるようですが)でも、恐らくこうでしょう。それを知ったときに思い浮かべたのは、『ノルウェイの森』の元になった小説『蛍』と同時に収録されている短編小説『納屋を焼く』です。そういえば、村上春樹の小説って、実はいくつか映像化されてるんですよね。比較的有名なのは「トニー滝谷」これは私も見たことがあります。あと、「100%の女の子」(小説とは少し違った題名になっています)。最後に「神の子どもたちはみな踊る」。「神の子どもたちはみな踊る」は実は洋画で日本でやっている映画館はあるのかな?最近は都内であった気もするのですが、、、、「100%の女の子」は私も大好きな短編なので是非みたいです。DVD買おうかな。100%の女の子/パン屋襲撃価格:3,402円(税込、送料別)【22%OFF!】トニー滝谷 プレミアム・エディション(DVD)価格:3,849円(税込、送料別)