059170 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

のりこ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

のりこ@20

のりこ@20

フリーページ

カレンダー

2008/03/29
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日のことだった。

彼が『最近変だよ?どうしたの?何かあった?』。
無言で黙りきるけど涙が溢れる。
『泣いてばかりいるから、おかしいって思うんだよ』
優しく話しかけてくれるけど心を開けない。
彼が私の体を抱きしめてくる。
『どうしたの?』
何度も何度も聞いてくる。
『……………うそついた……』
聞こえるか聞こえないくらいの声でつぶやく。
『うそついた?…俺が?』
頷く力もない。
『そっか………。俺がどんな嘘をついたのか、教えてくれる?』
その先はすぐに言えなかった。
『言いたくないの…?言えないの?』
言いたくなかった。
口を開くのが怖い。
見たことを告げて、気持ちも告げて、
彼の謝る姿を見たくなかったから…
怖くて仕方なかった。
それでも、また彼が離れていきそうな予感がして、震えながら口を開いた。
……もう、どんな言葉で、
何からどうして話したかなんて覚えていないけど、
彼が逆上気味に反論をしてきたのと、
私を疑っていたことを言われて壊れてしまった。
悲鳴のように泣き叫びながら
『うそ、他の女の子がいいんでしょう、あれだってなんだったの』
覚えていないけど、自分でも抑えられなかった。
激しいヒステリーを起こしてしまったのは覚えている。
彼が驚いてとっさに抱きしめてくる。
『わかった、大丈夫だから…』
ガタガタに震え上がって、呼吸もおかしい。
苦しくて悲しくて怖くてどうしようもなかった。
彼に胸に身を寄せてただ必死に呼吸し続けてた。
『大丈夫、ゆっくり呼吸して…』
包むように抱きしめて、何度も優しく囁いてくれた。
ようやく落ち着いてきた頃、横になって再び彼が話しかけてくる。
『ごめんね……
でもね、のりこのこと、要らないなんて、思うわけないよ。
いらない存在なんて、思わないよ。
そんなこと思わないで……。
浮気なんて、してないし、するわけないんだよ…』
と。
涙を流しているのかわからないけど、彼が泣いてるように見えた。
だからなのか、信じて、安心してまた涙が溢れた。
嘘をついたことは、深く関わろうとしていなかったけど、
それでも、ツラい気持ちはなくなりました。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008/03/29 09:01:30 PM
コメント(0) | コメントを書く


キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

~新たなる伝説~ KAZUMA´さん
Rosario 真実を抱く男さん
新たなる伝説~2nd s… KAZUMA′さん

コメント新着

 乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
 ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! <small> <a href="http://feti.findeath…
 チリチリ@ 次は庭で全裸予定w <small> <a href="http://kuri.backblac…

© Rakuten Group, Inc.
X