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カテゴリ:アメリカTV事情
シークフリード&ロイ(Siegfried and Roy)って知ってる?
ラスベガスのミラージュホテルで大掛かりなマジックショーをやって世界的に人気のあるマジシャン(イリュージョニストっていうのか?)二人組み。 10年くらい前にも日本にやって来て日テレかどこかでやたらとテレビ出演して騒がれてたから知ってる人も多いと思う。 で、彼らは白いトラやライオンをショーに使うことで有名で、 ミラージュホテルではそのライオンたちをガラス越しに見れるようにもなってて 客寄せのメインアトラクションにもなってる。 (去年ロイがトラに襲われて重体になってからもこのライオンたちは今までどおり客寄せに使われてるのかな?) で、このホワイトライオンたちを主人公にした3Dコンピューターグラフィックスのテレビアニメが オリンピック直後の8月末からNBCで始まった。 タイトルは"Father of the Pride"。 (英語は動物によって群れを指す言葉が違う。このprideはライオンの群れを指す言葉。例:I see a pride of lions under the tree.「木の下にライオンの群れが見える。」ちなみに犬はpack、カモメはflock。) 3Dコンピューターアニメーションにすごく興味のある俺はこの番組見てたんだよね。 なにしろ企画・プロデュースはドリームワークスのジェフリー・カッツェンバーグ(Jeffrey Katzenberg)だし。 (シュレック1&2のプロデューサー。元ディズニーの重鎮だったがクビにされ、ディズニーとは仲が悪い。その辺の詳しい事情はこちらで。) 実は俺は大学で3Dアニメーションもやってた。 これがやってみるとものすごく面白くてすっかりはまってしまった。 自分のスキルがもっともっとあれば、本当はハリウッドの3Dアニメーション制作スタジオかSFX特殊効果をやりたいと思ってたんだ。 でも、何しろ3Dアニメーションは技術習得にものすごい時間と労力とお金がかかるうえに、 業界で求められてる技術レベルは高く、俺なんかのレベルじゃ到底採用されない。 俺がもっと若くてたくさん時間もお金もあればなあとは思うが、いかんせん、現実は厳しい。 どこか俺くらいのレベルでも雇ってくれるところないかな~。 そういうこともあってすごい興味と期待を持って見たんだけど、、、まあ悪くは無いが、シュレックとかファインディング・ニモのような面白さを期待してたもんだから、、、ねえ。 ちょっと期待はずれだなあとは思いながらも番組の中でたまに出てくるシークフリード&ロイがおかしくて、まあ、見てたわけよ。そしたら今日、いきなり3話連続放送だし、来週からは新番組始まっちゃうし、もしかして打ち切り?既に作っちゃった分を最後に一気に放送してしまおうってことか?あんまり面白くないから視聴率良くなかったのかなあ、やっぱり、、、なんてことを考えてたら何か急に悲しくなっちゃって、、、そんなに面白くないとか言ってたくせに。 何しろ3Dアニメーションはお金と時間がかかる。この番組も1話作るのに160万ドル、9ヶ月かかっているらしい。(俺もたった2分のアニメーションを作るのに4ヶ月かかったよ。)だからスタッフはずいぶん前からこの番組の準備に取り掛かってたらしく、もうすでに多分、ほとんど全エピソードを作り終えてたんじゃないかな。 、、、と、ここまで書いてネットで調べてたら、どうやらこの番組、視聴率はすごくいいらしく、12月14日まで放送されるらしい、、、ってことはこれをアメリカ人はすごく面白いと思って見てるわけだなあ、、、う~ん、俺が日本人だからなのかそれともタダ単に俺自身の笑いのツボと違うだけなのか。 来週から始まる新番組(The Biggest Loser)も放送時間が一時間ずれてた。 (Father of the Prideは火曜8時から、The Biggest Loserは火曜9時から。) なるほどね、俺のはやとちり。 このThe Biggest Loserも面白そう。早速来週チェックしなくちゃ。 ダイエットリアリティーショウで誰が一番体重を落とすのに成功するかっていうもの。 (だからloserね。ま、loser「負け犬」ともかけてるんだろうけど。太ってる人が負け犬かどうかは置いといてさ。) あ、そうこうしてるうちにFather of the Pride始まっちゃった。見なくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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