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松岡農水相が自殺しましたね。
これでZARDの坂井泉水の死亡ニュースがかすんでしまい、早速追悼ベストアルバムでそろばんを弾いたであろう人々が舌打ちをしたかもしれない。 (ま、1日違うけど) ブログに書こうかなと何か思いついても すぐに書かなければタイミングを逃して 結局「もういいか」と書かずじまいになってしまう。 このブログも、もうずいぶん長いこと 更新頻度が低い状態が続いている。 松岡農水相の自殺のニュースを見て そんな書かずじまいになっていたことを一つ書いてみようと思った。 ■細木数子の鈍感力■ もう3~4ヶ月くらい前になるか。 「鈍感力」という言葉がもてはやされた。 作家の渡辺淳一のエッセイ本のタイトルなのだが、 支持率低迷が取りざたされていた当時の安倍内閣に対して 支持率の上下に一喜一憂するなと励ます意味で 小泉前首相が使った言葉としてマスコミに取り上げられ話題となった。 私は新聞に出ていたこの本の広告を初めて見た時、 「へ~面白いことを言うな」と思った。 単なるエロ作家だと思っていた渡辺淳一が、 こんなエッセイを書くんだということも私には新鮮に思えた。 それと同時に、「これは、きっと、この言葉を都合よく悪用する人たちが たくさん出てくるんじゃないかな~」というイヤ~な予感もした。 それからしばらくして、細木数子の番組を見ていたら、 この「鈍感力」の話題が取り上げられた。 「最近はとにかく世の中がみんな細かいことをいちいち言い過ぎる。 政治家の支出についてもいちいち細かい領収書とか追求し過ぎる。 政治家のような人々は、外国の要人が訪問したときに 高級な料亭に連れて行って接待しなくてはいけないから 普段からそういうところに親しんでおく必要がある。 政治にはそういう”余裕”も必要なのだから 国民はもっと政治家にど~んと全てを任せておきなさい。」 といったような内容のことを細木数子が言った。 細かい発言内容についてはもう覚えていないが 概ね、上記のようなことを言った。 当時は松岡農水相の事務所費問題が国会で取りざたされ追求され、 農水相の「なんとか還元水を使っている」という 苦し紛れにしてはお間抜けな発言が、 世間を大いに賑わせていた。 細木数子ははっきりと松岡農水相の名前を出しはしなかったが このことを言っているのは明白だった。 ■「なんとか還元水」の点と線?■ しかしまあ、「鈍感力」から「政治家の支出についてとやかく詮索するな」 へと論理の展開もへったくれもない、強引で性急な話の持って行きかたには、 「あぁ、松岡農水相のなんとか還元水の代金には、 もしかしたら細木数子の占い代金も含まれているのかな? 細木数子の顧客の中には政界財界の大物もいるらしいので、 もしかしたら、松岡大臣も顧客だったのかも。 そりゃさすがに「占い代金」を政治活動資金には計上できないし しかも細木数子の占い料(鑑定料って呼んでいるか)は随分高額のようだから 年間数千万円の裏金つくりが必要だったのかも・・・。 世間にバレたら、どっちにとってもまずいことだわなぁ。。。」 な~んてことを思ったのだった。 あ、もちろんこれは私の勝手な直感的憶測。 確かにテレビでの細木数子に言動にはどうかと思うことも多々あるが、 私は、別にアンチ細木ではない。 (実際、細木数子の本も持ってたりする・・・当たらないけど(苦笑)) でも、松岡農水相は自殺するくらいなら なぜ、全てを明らかにして、身の潔白を証明するなり、 罪を認めて潔く辞任するなりしなかったのだろう? 発足間もない安倍内閣から閣僚が不祥事を起こして辞任する事態になれば 大臣を任命した安倍総理の指導力が問われることとなり、 安倍内閣の存続さえも危うくなるから、 だから安倍総理もあんなに頑なに擁護し続けた。 かなり無理があったことはきっと総理自身わかってたんだろうな。 でも引くに引けなくなったのかもな。 まぁ、政治的には有能な人だったらしいから、 安倍総理が是非とも内閣に置いておきたかったという話も聞く。 やっぱり、ここは何としてでも「知らぬ存ぜぬ」で最後まで通せという ”上”からのお達しがあったのかな。 仏頂面でいつまでもしらを切りとおす松岡大臣は 潔さがなくてはっきり言って好きじゃなかった。 侍魂がないなあとちょっとイライラしていた。 でも、自殺したら、石原都知事が 「死を以ってけじめをつけた彼は侍だった。」 って言ったのには笑ってしまった。 相変わらずだなぁ、あの人。 それとも、都知事は松岡大臣が本当にかばっていた「誰か」を知っていて 「よくぞ最後まで口を割らずに死を選んでくれた。」 っていうことだったのか、、、?(怖っ) ま、でもそれはそれ。死ねば全て終わりじゃない。 事務所費、光熱費、闇献金の疑惑は徹底的に解明してほしいと思う。 そして、亡くなった松岡大臣と坂井泉水に黙祷。 (特にファンというわけではなかったけれど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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