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カテゴリ:山スキー
天気予報を見ながら仕事を調整して何とか休暇を取りましたが、仲間が見つからず単独行です。単独行はトラブルがあった時、即の遭難の可能性もあるので、一応登山計画書を作成して、天候が悪かったらゲレンデで滑って帰ろうと思って出発しましたが、やはり新潟は雪でした。 それでもと思い第五ロマンスリフトへ急ぎます。朝一番ということもあり雪質はパウダーという感じ、しかも強風のため3日間リフトも動いていなかったので期待が持てます。 しかし第五ロマンスリフトは準備中の札が出ています。立ち入り禁止ネットも何時もよりきっちり閉まっているし、苗場山はガスの中、単独だし、ゲレンデで滑ることにします。 それでも諦めが付かず、第五ロマンスリフトの動向確認と神楽ヶ峰方面への立ち入り禁止ネット潜りの状況をそのつどチェックします。6本滑り、チェックに行くと山スキー一人とボードが一人ネットを潜っています。 雪も止み、空も明るくなってきたのでネットを潜りの仲間になることとします。 一人でシールを貼っていると、かすかに「第五ロマンスリフト営業を開始します。」とアナウンスが流れたような気がしたので。シールを付けたスキーを履き、第五ロマンスリフトの降り口を見ると既に五十人近くの人が並んでいます。 移動して、焦ってシールを剥がします。周りの人は明らかに「コイツ何だ」という視線。 作業をしている間にネットが外され、一番最後について行きます。 山頂駅の登山計画書ポストに、計画書を投函して出発します。 夏道の祓川ルートに入るとトレースが一つもありません。「俺だけかよ」と思いましたが、神楽ヶ峰は目視できるので、新雪の中を一人ラッセルです。「ハアハア」と自分の息使いしか聞こえません。 30分も歩いたでしょうか、中尾根側のピークとの分かれ当りで後ろを振り向いても、誰もいません。しかも水分補給をしていないことに気づき、ザックを下ろします。 だいぶ良いペースで歩いてきたので、「だいぶ汗を掻いて少し脱水気味だな」と呟いて出発。 間もなく、神楽ヶ峰の山頂に到着歩いてきたトレースを振り返ると、ボードやスキーを背負った人数人が私のトレースを通り、中尾根側のピーク目指して登っています。 スキーを履いたまま、グルグル歩き回り整地して座って休憩です。それにしてもくたびれたなと思っていると、右足の親指が痙攣です。「いてー」と言ってもスキー靴の中の足はストレッチできず。治まるまで待つしかありません。右太ももも筋肉痛。ザックから行動食を出そうと探っていると今度は右手の親指が痙攣。 しばらく休んで、計画書の通り中尾根手前のピーク目指して出発。既に中尾根のピークに先行者が4人います。 途中、前回O君ときた時より雪屁がだいぶ成長しています。津南側はだいぶ黒っぽい雲で、あれが来たらホワイトアウトかと思うと気が焦ります。 何とかピークに到着しますが、両足ともスネとフトモモが筋肉痛、普段の運動不足がたたります。 山頂がガスっているのが神楽ヶ峰です。山登りが好きな人でもないと頂上まで登る人はいません、バージンスノー、パウダースノーを楽しみたい人は登る価値はあまりありません。斜面に微かに私のトレースが見えます。 今日ほかに登った人は居ないじゃないかな? 後は、中尾根を雪煙を上げながら3回も大転倒しながら転げ落ちてきました。 タイミング良くパウダースノーを楽しむことが出来ました。 真ん中のピークが中尾根のピークです。 それにしてもスキーの練習をせねば・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.15 18:28:08
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