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テーマ:山に咲くお花たち(423)
カテゴリ:自然
登山道の標高差の広い範囲で咲いていた「シナノオトギリ」
苗場山の登山道を歩いていると、咲き終わったシナノオトギリは、ナツトウダイに似ていて気にしていなかったが、黄色い花を見つけると、初めてシナノオトギリだと気が付いた。 高山植物には意外に黄色い花が多く、あまり意識していないのかも知れない。 紫や白い花には直ぐに反応するのだけど・・・。 中の芝あたりから頂上まで、登山道脇のところどころに咲いていた。 シナノオトギリ(信濃弟切) ●学名 : Hypericum kamtschaticum var. senanense ●科名 : オトギリソウ科 ●属名 : オトギリソウ属 ●名の由来 : 信濃の地に生える、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説の名が付いたオトギリソウなのでこう呼ばれる。 ●花言葉 : 「恨み」「秘密」(オトギリソウ) ●特性 : ・本州中部分布し、高山の岩陰などに岩陰に育成する多年草。 ・尾瀬では尾瀬ヶ原の湿原の中、拠水林などに育成。 ・シナノオトギリの葉を透かしてみると、葉の縁に黒点が並び、葉の中央にはごく少数の不明瞭な黒点と明点があり分類の基準とされる。 ・花期は7月から8月 ・花は1から7個付け、鮮やかな淡黄色、花径は15mmから20mm程度、花柱は5mm程度。 ・愕片の黒点は内側に多く、黒線が混じる。 ・葉は母種のハイオトギリに比べるとやや幅が狭く、長さ2cm、幅1cm程度の超楕円形。 ・オトギリソウは乾燥させ小連翹という名の生薬として用いられるが、シナノオトギリも同様の成分を有する。センブリなどと同様、栽培されている薬草で安価なので山での採取は無意味。くれぐれも高山植物の採取は慎んで下さいね。 ・H19.8.15苗場山で撮影。 --------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 キャッシング比較AllGuide 即日融資・即日キャッシング 消費者金融 ローン審査・比較 情報 無利息ローン カードローン比較・申込 キャッシング・カードローン比較・申込 クレジットカード比較・申込 おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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