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テーマ:山に咲くお花たち(423)
カテゴリ:自然
意外と見落としがちな花
植物図鑑などを見ていて、アケボノソウの特徴的な花弁の作りを、本物を一度見てみたいと思っていた。 尾瀬ボランティアの研修のとき、山の鼻ビジターの職員の方に案内していただいた。 やはり本物を見ると感動する。 専門家が一緒なので、図鑑に出ていない知識も聞くことができる。 花弁の先の緑の丸い部分(蟻が舐めている部分)は、蜜線でそこから蜜を出して虫を集めている。 受粉しやすくするための、アケボノソウの工夫だそうだ。 海でサザエ捕りをしたことがある人はご存知だと思いますが、海の中でのサザエの姿を1個見つけるまで、なかなか見つけることができない。 逆に、1個見つけてしまうと、頭の中にサザエのイメージができて、「居た、いた、ここにも居た。」次から次へと見つけられるようになる。 アケボノソウも実は見つけ難い草で、なかなか見つけることができないが、一度、確認してしまうと、それまで気が付かなかった何度も往来していた木道の脇などに生えていることに気が付いたりする。 本物を見ることによって、植物の大きさ色合い、葉や花の特徴が頭のにイメージとして焼き付けられるので見つけやすくなるのだろう。 やはり本物を見ることは大切なこと・・・ アケボノソウ(曙草) ●学名 : Swertia bimaculata ●科名 : リンドウ科 ●属名 : センブリ属 ●名の由来 : 花びらの先の緑色の斑点と黒紫色の斑点を夜明けの空の月と星に見立てこう呼ばれる。 ●花言葉 : 今日も元気で ●特性 : ・北海道から九州に分布し、湿原の周辺草地や拠水林の縁などの湿った場所に生育する2年草。 ・ 花期9は9月から10月。 ・花冠は深く5裂し基部で合着している。 ・普通は花の真ん中にある蜜線が花冠の先にあり、蟻などを集めている、10個の蜜線に頭を向け、雌しべを中心に尻を向けて回るため後足で効率よく受粉できる構造になっている。 ・尾瀬の個体は草丈40cm~60cmの個体が多く他の地域より小さいようだ。 ・葉は対生する長めの卵型で長さ5cm~12cm。 ・H19.9.2尾瀬研究見本園にて撮影 --------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 キャッシング比較AllGuide 即日融資・即日キャッシング 消費者金融 ローン審査・比較 情報 無利息ローン カードローン比較・申込 キャッシング・カードローン比較・申込 クレジットカード比較・申込 おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.04 06:09:25
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