|
テーマ:日々自然観察(9783)
カテゴリ:自然
ヤドリギの実を身近に見ることはできないけれど
赤城のヤドリギの多い森にヒレンジャクが来ているかも、と思い見に行ったが少し早すぎたようなのでヤドリギを観察してみました。 フィールドスコープを除くといかにも美味しそうな、赤い実がたわわに実っていました。 ヤドリギは赤城山では水楢などに寄生していますが、他の木への繁殖は渡り鳥の「ヒレンジャク」と「キレンジャク」に頼っています。 ヤドリギの実を食べたという先輩は、「不味くはないけれど粘着質の食感で口の中に張り付く」と言っていましたがこの粘着質が、宿主となる樹木の樹皮に付着しやすくなっていて、他の樹木に寄生するためのヤドリギの作戦(進化)のようです。 藤や絞殺しの木などのように宿主を枯らせてしまうことは少ないようですが赤城の箕輪周辺では沢山のヤドリギを見ることができます。 ヤドリギ(宿木) ●学名 : Viscum album ●科名 : ビャクダン科 ●属名 : ヤドリギ属 ●名の由来 : 他の樹木に宿って(寄生)して育成するためこう呼ばれる。 ●花言葉 : 征服、忍耐強い ●特性 : ・北海道から九州に分布し、樹木への寄生性の常緑樹。 ・コナラ、ミズナラ、ブナ、ニレ、ケヤキ、エノキ、カシワ、サクラ、ヒノキなどの落葉樹に寄生。 ・常緑樹のため冬季、宿主が葉を落とすとその姿がよくわかる。 ・冬季にヒレンジャクやキレンジャクがこれに集まり、果実を食べた鳥が落とす排泄物が小枝に付着することによって種子が頒布される。 ・種子は粘着質のビシンで覆われ、これが固化することによって宿主となる樹木の樹皮に付着しやすくなっている。 ・西洋には「男性は、クリスマスの日にヤドリギの下にいる女性にキスをしても良い」など、ヤドリギに関するいくつかの古い言い伝えがあるそうです。(クリスマスの日にヤドリギの下にいる女性なんていないだろうけれど。) ・H19.12.2赤城ふれあいの森にて撮影。 -------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 キャッシング比較AllGuide 即日融資・即日キャッシング 消費者金融 ローン審査・比較 情報 無利息ローン カードローン比較・申込 キャッシング・カードローン比較・申込 クレジットカード比較・申込 おもしろフラッシュ/画像/ムービー/動画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自然] カテゴリの最新記事
|