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テーマ:「アウトドア」での危険(12)
カテゴリ:自然
赤城長七郎山の尾根でも見れる雪庇ですが・・・
「山の稜線から風下側に張り出したひさし状の雪塊」を雪庇と呼びます。 先日登った。赤城長七郎山から鳥居峠へ向かう尾根にも小さいながらも雪庇が成長していました。 雪庇の上部は強風により作られた美しいシュカブラが見られることもありますが、不用意に上に上がると、崩落して雪庇もろとも谷底に転落することになるので注意が必要です。 長七郎山の雪庇にもクラックが入っているものもあり危険な場所もあります。 ウサギさんなら大丈夫でも、私が乗ったら落ちそうです。 また4月の尾瀬富士見峠に向かう道でもアヤメ平手前の尾根に大きな雪庇が成長していて、下を通過するときに崩落に備えて静かに一人ずつ通過します。 大きな雪庇はブロック雪崩の原因になることから、春には大きな音でも崩落のきっかけになるので注意が必要です。 ブロック雪崩のデブリ(なだれた雪の堆積物)を真近で見たことがある方はご存じですが、2mもあろうかという雪のブロックが凄い量で押し寄せていることもあるのでので決して助からないでしょう。 早春の渓流に入ったりすると雪崩の巣だったりします。 私も赤谷川の支流の笹穴沢に、その年の初入渓を狙ってデブリ越えを何回もして滝を目指したことがありますが、危険を冒して入渓した割には滝壺は雪で埋まり、真っ黒な痩せ岩魚3匹だけっだった苦い経験があります。 そいえば先日、奥さんと「銀色のシーズン」という映画を見に行きました。 マドンナ役の田中玲菜さんが雪庇を踏み抜き転落するシーンがあります。 冬山ビバークのシーンもありますが、現実は甘くはありません。 私は、初めのスキー滑走シーンで、奥さんに「こんな所、行っていないよね」と言われ、ドキリとしました。 (笑) ------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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