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カテゴリ:山スキー
気楽な気持ちで選んだ、山王峠への道は意外ときつかった
テレマークの板に慣れようと、日光の戦場ヶ原でも歩こうかと足尾経由でいろは坂を上った。 アストリアホテルの裏にある光徳駐車場に車を留め、何処を歩こうか思案した。 「戦場ヶ原も良いけど、山王峠まで登って帰りは滑れるので楽ちん」と思い9時30分に奥鬼怒林道を歩き始めた。 昨日、天気良く気温が上がったので、雪面はクラスト(凍って)して、テレマークスキーの鱗(ステップソール)がまったく効かないで苦労する。 「つぼ足の方が早いかも」と思ったが、「修行、修行」と言い聞かせ、力の掛け具合など考えながら、ツルツル登った。 「クロスカントリースキーなら細いから登れるのかな」と思っていると、XCスキーでアストリアホテル5kmコースを上って来た御夫婦は、ご主人はスキーを担いでつぼ足で、奥さんは頑張ってスキーで登っていた。 やっぱり鱗は効いていないようだ。 「天気が良くて気持ちいいですね。」などと話をして、また登り始めた。 半道中も来た頃、気温が上がりはじめ、雪が解け始めて、スキーのグリップが急に良くなった。 一時間も歩いたので、一休みしようかとスキーで休憩場所を作るので、雪面を蹴っていると踵に違和感。 靴も、スキー場でチョットだけ履いてみた革靴。 今の登山靴や、プラスチック製のインナーブーツのついているスキー靴と違って、デットストックの皮スキー靴はパットが薄いので、靴ずれが出やすい。 「戦場ヶ原にしとくんだったナ」と思ったが、「昔は登山靴に自分の足を合わせていた。修行、修行」と歩き出す。 地図も忘れてきたので、現在位置も良く分からないが、地形的にももうすぐだろうと思っていたが、なかなか到着しない。 結局、林道の山王峠の分岐点(あと300m)まで2時間近く掛かってしまった。 後は、下るだけだけど、踵のマメは潰れた感じ。 テレマーク姿勢をとってみると、「痛ー。」 お湯を沸かし、ホットレモネードを飲んで、大休止。 下りを滑りだすと、今度は湿雪に鱗が引っ掛て滑らない。 それでも下りは早く20分ほどで駐車場に到着。 結構、キツカッタです。下りもあまり楽しめなかったし。 戦場ヶ原はもうすぐ、雪が解けそうですが 我慢強い人、トレーニングと思える人、Mの人、意外は戦場ヶ原を歩くことを、お薦めします。 だって戦場ヶ原から見る、男体山はこんなに綺麗なんですから。 戦場ヶ原の売店ではクロスカントリースキーのレンタルもしているので気軽に挑戦できます。 --------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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