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テーマ:山に咲くお花たち(423)
カテゴリ:自然
雪山で遊び過ぎて、旬の時期を外してしまいましたが
今年初めての「山には花が一杯」ですが、ネイチャースキーなどに興じている間に、ザゼンソウの旬の時期を外してしまいました。 赤城の嶺公園で水芭蕉を超望遠で撮影していた時に、湿地の中央付近に座禅草が出ているのに気付き、ザゼンソウは1月下旬から3月初旬なんですが、近くに座禅草の群落があることを思い出し、その足で見に行ってきました。 葉もまだ余り出ていなくて、花の時期の時期に間に合ったという感じです。 場所は赤城山の南西麓、群馬県 勢多郡 富士見村 沼の窪の村有林に、ザゼンソウの群生地があります。 国道353号線の石井交差点(信号あり、立看板あり)を赤城山(山側)に向かうと沼の窪村有林があり、駐車場や観察用の木道も整備されています。 ここはザゼンソウの大規模な自生地で、渓流沿に3千株の群落があり、富士見村の天然記念物に指定されています。 嶺公園の水芭蕉と合わせて観察に出掛けてみてはいかがでしょうか。 村有林はスギ林なので花粉症の方は、完全防備でお出掛けください。 ザゼンソウ(座禅草) ●学名 : Symplocarpus foetidus Salisb ●科名 : サトイモ科 ●属名 : ザゼンソウ属 ●名の由来 :花が僧侶が坐禅を組む姿に似ているためこう呼ばれる。 ●花言葉 : 忍耐力 ●特性 :・北海道、本州中部以北の山地や湿地などに育成する多年草。 ・花期は1月下旬から3月上旬。 ・花弁のように見える暗褐色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる。 ・花は中心にある棍棒状のもので、花弁のない花の集まりで肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる。 ・開花する際に肉穂花序で発熱が起こり温度が約25℃まで上がり、周囲の氷雪を溶かし、いち早く開花する。また肉穂花序から悪臭を放つ、これはこの時期の少ない昆虫を独占し、受粉確率を上げるザゼンソウの戦略だが、昆虫の少ない時期なので種子の結実率は低い。 ・尾瀬沼周辺には1/4ぐらいミニチュアサイズの ヒメザゼンソウ(姫座禅草)が繁殖している。 ・H20.3.23赤城山山麓にて撮影。 ----------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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