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テーマ:山登りは楽しい(12255)
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残されたスノーボード
先日、丸沼スキー場のロープウエイ山頂駅からネイチャースキーに入山して雪を被った、日光白根山を見たとき、昨年6月に日光白根山に登った時のチョット怖い出来事を思い出した。 丸沼高原ロープウエイ山頂駅から歩きだし、コンター(等高線にそった道)道からいよいよ、山頂に向け急坂の斜面を登り始めた。 水はないが沢状のガレ場をしばらく登りひと汗かいたころ、道形が乏しくなり、これは道を間違えたなと感じたが山頂に向けて歩き続けてしまった。 沢状の地形は、急に傾斜を増しそのまま進むことが不可能な状態になった。 「気が付いた時に、戻れば良かったな。」と思ったが後悔先に立たずである。 時間も早いのでザックを下ろし、地図を取り出して、トラバースして登山道に出るか、戻るか思案し、元の登山道まで戻ることに決めた。 ザックを背負い下りの下り斜面に目をやったとき、 下の支尾根の先端にスノーボードが引っ掛かっていることに気づいた。 遠めに見ても、まだ新しいスノーボードであることが見て取れた。 少し離れた支尾根だが、スノーボードを持って帰ろうか迷った。 一瞬、このスノーボードの持ち主のことが頭によぎった。 日光白根山に登るときにこの沢に迷い込んだとしても、スノーボードを置いて行くはずはない。 また、頂上からこの沢に滑りこんで、スノーボードを置いて行く事態に遭遇したとしたら・・・ 遭難者が見つかるのは沢が多いのは経験的に知っている。 怖くなってスノーボードのある支尾根には近づかず、登って来た沢を急ぎ足で下いた。 ------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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