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テーマ:山に咲くお花たち(423)
カテゴリ:自然
ランの仲間は、山で見掛かることが少なくなった
最近は、頂上まで歩く登山を余りしなくなった。 ボランティアや仕事、地域の行事など時間的な都合もあるが、植物や昆虫などの観察に時間を掛けるようになったからだ。 尾瀬ヶ原でのツキノワグマ生息調査を皮切りに、ヒメギフチョウの生態調査への参加など、いわゆる研究者の人達との交流が多くなり、より自然との付き合い方も変わってきている。 一つの対象物や地域に集中して足を運び、時間を掛けるようになったのだ。 でも休日の時間は増えないし、ボランティア活動の集合時間前に、別の地域に入り自分の観察対象を見てから集合場所に行くという、早朝から夕方まで二現場掛け持ちの週末遊びの日々が続いている。 そんな朝飯前の行動で見つけたのが、ササバギンランだ。 ササバギンラン1 posted by (C)あっちゃん6331 日本産のキンラン属は、昨年の春紹介したギンラン(すでに盗掘され)、先月紹介したキンラン、そして、今回のササバギンランの3種類。 いずれも、山で見掛かることが少なくなってしまった。 ササバギンラン2 posted by (C)あっちゃん6331 週末は3時起き、早起きは三文の得なのか、アウトドアフィールドにいる時間が長いせいなのか 幸せな出会いが続いている。 ササバギンラン(笹葉銀蘭) ●学名 : Cephalanthera longibracteata ●科名 : ラン科 ●属名 : キンラン属 ●花言葉 : そっと見守っていて下さい ●名の由来 : ギンランの仲間で葉が笹に似ているから ●特性 :・北海道、本州、四国、九州に分布し、低地~山地の林内に自生する多年草。 ・花期は4~6月 ・茎頂の花序に、長さ約1センチの白色の花をまばらに数個つける。 ・同じ形の花びらが5枚あり、形の変わった唇弁(シンベン)がある。 ・花の中心に、ずい柱という突起があり、そこに雄しべと雌しべがある。 ・葉はギンランより硬く、卵状披針型で先は尖っている。 ・全体にギンランより大型。 ・撮影場所は内緒。 --------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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