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アウトドアの交差点

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あっちゃん6331

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カテゴリ:ボランティア
 至仏山山開きに向けて

 5月10日より、高山植物植生保護のため入山禁止になっている至仏山の東面登山道の柵立てボランティアに参加して来ました。

 至仏山の東面登山道は、登山道周辺の裸地化による高山植物の踏み荒らしにより、平成元年より東面登山道が閉鎖されました。植生復元作業や登山道整備がなされ平成9年より開通いたしましたが、高山植物の植生が以前のように回復した訳ではではなく、地域観光と自然保護とのせめぎ合いにより解放した経過があります。

 今回の参加者は13名の尾瀬ボランティアと3名のビジターセンターのコーディネーター。
 ベテランボランティアが多く、植生復元作業も行われた人がほとんどで、この地に愛着を持って参加されています。新参者は私を含め3名、新人らしく頑張ります。
 まずビジターセンターでスコップ、ツルハシ、ロープ、鉄杭などを分担して、東面登山道を登ります。
 自分の装備に加え、道具を持っているので登るだけでも大変です。

 森林限界を超えると、いよいよ作業開始です。
 冬季の雪の圧力により破損しないように、柵杭、ロープを秋に倒し、山開き前に立てることを繰り返しています。
 平成9年までに数億円の工事費を投入した、木道や階段、木製柵杭ですが、木製柵杭は雪の圧力や、登山者が手すりに使ってしまうため杭の折れや基礎の抜けが目立ちます。これを、いっぽん一本立ててロープを張る作業が続きます。
 高山植物区画用の金属製杭はボランティアの皆さんが長年掛けて荷揚げして設置したもの、蛇紋岩の地面はなかな杭を打ち込むことができず苦労します。

   至仏山東面登山道柵立て1
至仏山東面登山道柵立て1 posted by (C)あっちゃん6331 

 13時、高天ヶ原休憩所に到着、柵立て作業は終了。

 土砂降りの中の作業を想定して今日のカメラは、ピントも露出も目見当のニコノス5に、家に有ったASA600のフィルム(何故?)を入れて持って行きましたが、デジカメに慣れた身には使いこなせず、思い出写真みたいなのばかりでした。もっともカメラを出す余裕もあまり有りませんでしたが・・・

 至仏山山頂で記念写真を撮り

   至仏山東面登山道柵立て2
至仏山東面登山道柵立て2 posted by (C)あっちゃん6331

 残雪にステップを切りながら下山。16時鳩待ち到着。

 ブログに載せられる植物写真は取れませんでしたが

 山頂付近はチングルマ、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ジョウシュウアズマギク、ホソバウスユキソウなどが咲いていました。

   至仏山東面登山道柵立て3
至仏山東面登山道柵立て3 posted by (C)あっちゃん6331

 7月1日に至仏山は山開きとなり登山解禁となりますが少し、お願い事を

 山頂付近はまだ残雪が残り、霧の時は道迷いが予想されるのでコンパス、地図を持参の上、早朝入山を心掛け無理の無い計画を。また最低、軽登山靴、長靴で登って下さいネ。

 高山植物保護のため登山道から外れぬように、木道から降りないように歩いて下さい。万が一、登山道を外れ道が分からなくなったら、すぐに元に戻って下さい。 高山植物写真目的の方は望遠マクロで一脚又は小型三脚を木道の上で使って下さい。

 東面登山道は登り専用道、尾瀬ヶ原には降りないで下さい。
 登山道を歩くだけでも、砂礫が移動が起こり裸地化が進行しますが、下りは路面へのインパクトが数十倍大きくなるので、再度の通行止めを早めます。

 登山道の柵は、手すりではありません。
 手すりに使うと、杭が折れて飛んでくることありますし、不安定な支持点もありますので危険です。

 登山者の集中を避けるため、平日利用を心掛けましょう。

 北海道大学の館脇操博士が至仏山に登った時、言い残した言葉。
 『至仏山はよき山である。真に心して登るべき山である。悠久にゆき時の中に、山の心と詩を聞くべき山である』
 心して登りたいものです。

みんなの尾瀬を  みんなで守り  みんなで楽しむ

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尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。

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Last updated  2008.06.22 08:02:01
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