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テーマ:日々自然観察(9783)
カテゴリ:蝶
名前の通り黒い蝶
梅雨と言う時期もあると思いますが、山を歩くと、ジャノメ蝶の仲間を多く見かけます。 何時ものように赤城を徘徊していると、黒い翅に白い縁取りと点が2つ見えるチョウチョが飛んでいました。 意外と警戒心が強くて、なかなか写真を撮らせてくれません。 気配を消して、忍法、笹化けの術でジッと待ちます。 ようやく近くの笹の葉に止まってくれました。 翅表は、なかなか見せてくれませんが、濃い黒茶色に白い縁取り。 クロヒカゲ1 posted by (C)あっちゃん6331 翅裏は、濃い黒茶色に白い点が二つ、前翅に薄ら白い帯、白い縁取りです。 クロヒカゲ2 posted by (C)あっちゃん6331 クロヒカゲだとは思いましたが、黒くて翅裏の模様が肉眼では確認できませんでした。 家に帰り、パソコンで翅裏の写真を増感して確認します。 クロヒカゲ3 posted by (C)あっちゃん6331 似ている蝶に、クロヒカゲのほか、ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)、クロヒカゲモドキがいて、3種類の見分けが話題になります。 赤城山のクロヒカゲの個体は、特に黒いので間違いないと思いますが、特徴として 1 の前翅裏面の斜黄白帯と眼状紋が接近。 2 の前翅裏面の中室内の暗色状が二本。 と私の持っている。原色日本蝶類図鑑に書いてありますが、個体差もあり難しいですね。 クロヒカゲ(黒日蔭) ●学名 : Letha diana ●目名 : チョウ目 ●科名 : ジャノメチョウ科 ●名の由来 : 黒いヒカゲ蝶だから。 ●特性 : ・北海道、本州、四国、九州に分布し、関東以西では山地に生息する。 ・年3回から4回、4下旬~10月上旬に掛けて姿をあらわす。 ・飛翔は迅速、人の気配に敏感。 ・成虫は樹林の周辺に多く生息し、クヌギ、ミズナラなどの樹液、腐果などに集まる。 ・越冬態は4齢幼虫。 ・食草は、ササ類。 ・ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)、クロヒカゲモドキに似るが、地色が濃く、黒味が強い。 ・H20.6.28赤城山山麓にて撮影。 -------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.01 05:48:16
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