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テーマ:山登りは楽しい(12257)
カテゴリ:自然
谷川岳、肩の小屋の上で・・・
至仏山の高天ヶ原や、巻機山など高山植物の多い山は、登山者の踏み付けによる、お花畑の裸地化が進みます。 一度、 裸地化して表土が流されると簡単に復元することはありません。 尾瀬のボランティアをしていると一日「何度も湿原に入らないで下さい」と注意をしますが、なかなか防ぐことができません。 谷川岳の肩の小屋の上も30年前はお花畑だったのですが、幅50m近く表土が流れガラ場が広がっています。 「谷川岳をきれいにする会」の立ち入り禁止の立て看板があるにも係わらず、登山者の裸地化への立ち入りが後を絶たない状況です。 お花畑の踏み跡0 posted by (C)あっちゃん6331 お花畑の踏み跡2 posted by (C)あっちゃん6331 中高年の男性登山者が、裸地化の一番外側に行って写真を撮っていて、付いて子供まで入っていたので、「そこは立ち入り禁止です。登山道を歩いて下さい!!」と思わず怒鳴ってしまった。 不機嫌そうな顔をして、私を無視してそそくさと登って行ってしまいました。 帰りも同じ場所で中高年の女性が同じような場所を歩いていたので注意してしまいました。 気を悪くしたら、ゴメンナサイ。 でも誰かが言わなければならないと思うのです。 お花畑の踏み跡1 posted by (C)あっちゃん6331 尾瀬では群馬県知事の許可を得てボランティアとして注意指導をしているのですが、谷川岳では私も一般の登山者なので注意はしたくはないのです。 ここの階段踏み段の高さが高く歩きにくいので、階段を歩きたくないのも事実ですが、何百、何千という登山者が登山道以外の所を歩いた結果がこの裸地化。 お互いに山が好きで登っている登山者。高山植物や山の自然を守るため、多少の苦労があっても登山道を歩くように気をつけましょう。 失った自然を取り戻すことはできなくても、今の自然を残す努力をしましょう。 ----------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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