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テーマ:日々自然観察(9784)
カテゴリ:蝶
アサギマダラの透けるアサギ色を写真で表現するのは無理かな
赤城地蔵岳で、この山塊のどこかで繁殖した素晴らしく新鮮なアサギマダラに出会った。 アサギ色の部分は今までみたアサギマダラの中で一番透けていて、翅を広げると翅の向こうの景色が見えるようだった。 アサギマダラ1 posted by (C)あっちゃん6331 でも、アサギマダラの透けるアサギ色を写真で表現するのは無理かな? アサギマダラは私の好きな蝶なので、このブログでも何度も出演してもらっている。 2007.07.30尾瀬沼の畔で「アサギマダラ」と出会いました。 2007.10.21赤城山で会ったアサギマダラ いつ出会ってもアサギマダラは綺麗だけれど、今回は”とびきり”綺麗でした。 その上、こんなに近くまで近づかせてくれて。 アサギマダラ2 posted by (C)あっちゃん6331 これほどのアップでもこの美しさ。 今回の写真は、虫メガネレンズを付け手持ちで撮影していますので一枚目の写真は、翅が誇張されて映っています。 アサギマダラ(浅葱斑) ●学 名: Parantica sita ●目 : アゲハチョウ上科目 ●科 : タテハチョウ科 ●大きさ: 成虫の前翅長は5cm-6cm ●季 節: 5月~10月 ●特 徴: ・日本全土に分布し、標高1000m付近の高地帯に多く生息する。 ・翅の内側が白っぽい、実際には鱗粉が少ない半透明の青緑色(アサツキ「浅葱」とは青緑色の古称)、「アサギ」この部分の色に由来する。 ・オスは、後翅の腹部先端付近に黒い斑点があり、翅を閉じたときに、尾に当たる部分に濃い褐色斑がある。 ・写真の個体は、翅の尾に当たる部分に濃い褐色斑が確認できるので雄♂であることが分かる。 ・フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物の花に吸蜜する姿が見られる。 ・「渡り」をするチョウとしても知られているが、夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れる ・アサギマダラは、体内に毒のある成分を持っている。アサギマダラの幼虫はキジョランやイケマなどガガイモ科の植物を食べ、これらの植物に含まれる有毒なアルカロイド成分が体内に蓄積されています。そのため鳥の餌食になることはほとんどありません。 ・2008.9.6赤城地地蔵岳にて撮影。 ------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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