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テーマ:山登りは楽しい(12199)
カテゴリ:登山
Jバンドから黒斑へ
Jバンドの麓に付くと、上から人の声がします。火山館のKさんが話していた30人のツアー客が色とりどりのレインウエアー着て、下ってくるのが見えます。 Jバンドを下る団体さん Jバンドを下る団体さん1 posted by (C)あっちゃん6331 ここで全員下るまで待ってから登ろうかと思いましたが、時間が掛かりそうなのでJバンドに向けて登り始めます。中段まで来ると上から歓声が上がります。 浅間に掛かっていた霧が風に流され、その姿を見せたのです。 Jバンドへの登りからの浅間山 Jバンドへの登りからの浅間山 posted by (C)あっちゃん6331 年配者も多いので、登山道の脇に逸れ、全員が降りるまでやり過ごします。 この人数で2人のガイドさんでは、大変だろうなと思いましたが、火山館に連絡して状況確認したところをみると、最近のガイドさんとしては、まあまあのガイドさんなんでしょう。 尾瀬で沢山のツアーガイドを見ているので、つい評価してしまいます。 Jバンドへの登りから Jバンドへの登りから posted by (C)あっちゃん6331 Jバンドに出て、下を覗くと先ほどの団体さんが下に小さく見えます。 Jバンド上からの団体さん Jバンド上からの団体さん posted by (C)あっちゃん6331 一度、右に折れ鋸岳のピークまで来ると、強風と雪で寒くて、冬のフリースの帽子に、セーターを着て防寒対策をとります。 険悪な天候の鋸岳山頂 険悪な天候の鋸岳山頂1 posted by (C)あっちゃん6331 久しぶりの雪の中の登山にワクワクしながら、外輪山を黒斑山に向け歩きますが仙人岳のピークまでは時より突風が吹き岸壁脇を歩くのは少し怖いぐらいでしたが、それ以降は風も大分穏やかになりました。 外輪山尾根上 外輪山尾根上 posted by (C)あっちゃん6331 外輪山尾根上風雪 外輪山尾根上風雪 posted by (C)あっちゃん6331 途中、写真撮影できていない、ホシガラスと接近遭遇しましたが、先日のクマ事件からザックに付けっぱなしになっている熊鈴に驚いて逃げてしまいました。残念。 またこの山行には、ベニヒカゲ、ミヤマモンキチョウ、ミヤマシロチョウの繁殖地になっているそうなので一層心惹かれます。 霧は相変わらず立ち込め、浅間山も見えないので、そのまま、虎の尾、仙人岳、白ゾレ、蛇骨平、蛇骨岳とそのまま一気に歩き、黒斑山でカレーパン(涼しくなってからのお気に入り)を立ったまま一つ食べました。 風も穏やかな黒斑山山頂 風も穏やかな黒斑山山頂1 posted by (C)あっちゃん6331 ミートの頭まで来ると、急に霧が晴れ、今まで歩いて来た嶺峰と、浅間山の姿が一望に臨め ミートの頭と、隣の黒斑山から歓声が上がります。 ミートの頭からの浅間山 ミートの頭からの浅間山 posted by (C)あっちゃん6331 ミートの頭からの外輪山 ミートの頭からの外輪山 posted by (C)あっちゃん6331 ミートの頭浅間山噴煙 ミートの頭浅間山噴煙 posted by (C)あっちゃん6331 歩いてきた稜線を確認できるのは格別で、感激も一入でした。 コース変更をしなったり、火山館でお茶を戴かなかったり、Jバンドへの登りで団体さんをノンビリやり過ごさなければ、この素晴らしい景観を見ずに下っていただろうと思うとチョット得した気分で、ミートの頭で半時ほど景色に見入っていました。 ほとんど人の通らない、草滑りを下り帰路に付きました。 本当は、秘密にしておこうと思うほど良いコースですが、当初予定していたコースでもガイドブックには上級者向けになっていますし、今回のコースはさらに距離3.5km、累積標高差260m増えるので足に自信のある人のみにお進めします。 またこのコースは、浅間の噴火警戒レベルにより立ち入り禁止になるので、事前に確認の上入山して下さい。 平成20年8月8日現在の噴火警戒レベルは『2』で 黒斑コースのうち、車坂峠から槍ヶ鞘、トーミの頭、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、Jバンドを経て賽の河原に至る登山道。 火山館コースのうち、一の鳥居から火山館、湯の平口を経て賽の河原に至 る登山道及び草すべりを経て黒斑コースへ合流する登山道。 が入山可能で、浅間山登山の賽の河原をから前掛山に至る登山道は入山禁止になっています。 自己責任とか言って、勝手に登るのは慎みましょう。 ------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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