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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:自然
楠蚕(クスサン)の繭
最近は雪の中や、氷の世界ばかりで、里山に入る機会が少なくなっていた。 赤城山から降りて、麓の里山の森に入ってみた。 久し振りの里山の森は、何だか「ホット」する。 山道から、スッカリ葉の落ちた、森の中に入ってみると、スカシダワラが目に付いた。 スカシタワラ1 posted by (C)あっちゃん6331 透かし俵(スカシダワラ)は楠蚕(クスサン)の繭で、見ての通り繭の壁面は網目状に穴が開いているので、中が透けて見えてしまうために、こう呼ばれている。 よく見るとまだ、蛹が中に居るようだ。 山繭蛾の仲間は秋には羽化して産卵するので、蛹のまま死んでしまったのだろう。 スカシタワラ2 posted by (C)あっちゃん6331 回りを探索すると沢山の透かし俵が見つかったが、みな羽化した留守屋のようだ。 釣りに使う、天然テグスは幼虫の絹糸腺から直接採取して作られたもので、繭はウスタビガの繭と同様に、紡績の原料として使われた。 ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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