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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:蝶
ゼルフィスて何?
昨年の晩夏に、赤城の「御伽の森」を歩いていると、何メートルもある長い柄の付いた虫取り網を持った中高年の男性に会った。 私は、採集はしない主義なのでチョット気になったけれど、「こんにちは、チョウチョですか?」と声を掛けた。 すると、「はい、ゼルフィス です」と答えが返ってきた。 ゼルフィスて何?と思ったが、私より樹上が気になるようなのでそのまま別れた。 その時、樹上性のシジミチョウだな。とは思ったのだけれど、余りにも遠くの蝶な気がして気に止めていなかった。 先日、群馬昆虫の森のボランティア申し込みに行ったときに、先輩ボランティアの Iさんに、昆虫の森のフィールドの案内をしていただいた。 その時に、オオミドリシジミの卵を教えてもらって、「これがゼルフィスか!」と思いだした。 オオミドリシジミ1 posted by (C)あっちゃん6331 それにしてもシジミチョウの1mmに満たない小さな卵は、教えてもらわなければ私には気が付かない。 虫メガネレンズを付けて写真を撮ったけれど、三脚を持っていなかったので、手持ち撮影、微妙に手振れ写真になってしまった。 ゼルフィスは、ラテン語で。”そよ風の妖精”、”森のそよ風”という意味。 英語では、シジミチョウを指す言葉らしい。 実は、このブログを初めてから、虫や植物を環境のまま載せたいと思って、ほとんど触れずに撮影して紹介してきた。 子供の頃に採った虫を、死なせてしまった罪悪感なのか、虫を採ることに抵抗を感じているのかもしれない。 先日の、群馬昆虫の森 園長 矢島 稔さんの講演で、「虫を調べるのに採ってみなければ調べられない」という言葉があった。 透明ケースなどに虫を入れて、全方向から観察したら面白いだろうな、なんて気持が揺らいでいる。 群馬昆虫の森では、第6回季節展「昆虫たちの冬越し展」を開催中です。 こんな雨の日、昆虫館で顕微鏡でゼルフィスの卵などを眺めるのも良いですよ 私の下手な写真など、及びも付かない臨場感で観察をできます。 ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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