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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:昆虫
害虫の貝殻虫と言われている奴ですが
ツノロウムシを見つけました。 ツノロウムシ1 posted by (C)あっちゃん6331 こんな姿ですが昆虫で、カメムシ目 カタカイガラムシ科 ロウムシ属 ツノロウムシ。 ここにいるツノロウムシはメスで体から蝋(ロウ)を出して体を覆い、木の樹液を吸って生きています。 雄は翅と足があり移動できますが、メスは翅や足は退化して移動できません。 ツノロウムシ2 posted by (C)あっちゃん6331 家庭の庭木などに付けば、駆除の対象になるツノロウムシ(カイガラムシ)ですが、調べてみると、いちがいに害虫ということでも無いようです。 中にいるツノロウムシ自体の赤いコチニール色素は染料として、古くは、紀元前2000年頃 中国で染料に使われ。古代インドのバラモン教の聖典「ヴェーダ」、ヒンズー教の聖典「マハーバラタ」にも染料として出ています。 現在も、清涼飲料水、アルコール飲料、菓子類、かまぼこなどの着色に使われています。 蝋は、高級蝋燭やワックスの原料として使われているし セラックという材料に精製され チョコボールのコーティング、「口で融けて、手で解けない」や ミカンの防湿剤、光沢剤のコーティング バイオリン、ギター、ピアノなどの楽器の塗料(セラックニス) 化粧品(マスカラ)・・・・等など。 お世話になっていない人は居ないのでは? これでは害虫と言えませんね? ------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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