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テーマ:人と自然の関係(600)
カテゴリ:ボランティア
自然を守るために無くてはならないもの・・・
昨日は、群馬昆虫の森ボランティア講習「昆虫標本管理実習」へ行ってきました。 尾瀬では、「撮るのは写真だけ、持ち帰るのは思い出だけ」と言っているし 子供の頃に飼った昆虫を死なせてしまったりして悲しい思いもしているので、 今は、動植物を採集することはありません。 そんなことで、昆虫標本というのは趣味ではないなと思っていましたが、 昆虫標本管理実習を受けて、しかるべき公けの博物館などの施設には標本が必要であることが分かりました。 標本管理講習1 posted by (C)あっちゃん6331 昆虫や植物を分類する時、指標となる標本がないと正確に分類できないということです。 標本がないと新種の発見も無いということになります。 標本管理講習2 posted by (C)あっちゃん6331 日本や中国では、古くから本草学(食べられる食べられない、薬効が有る無い)などのための分類でしたが、ヨーロッパなどでは科学的な分類をしてきた歴史があり。 日本の多くの動植物などの多くのホロタイプ標本(完模式標本)は、江戸時代にイギリスなどに輸送され日本にはありません、新種など断定する場合、外国に行ってホロタイプ標本と比較することになるそうです。 標本管理講習3 posted by (C)あっちゃん6331 群馬昆虫の森にも数は少ないですが、パラタイプ標本(副模式標本)があります。 日本の昆虫には統計学的には、半分ぐらいの昆虫にしか名前が付いていないそうです。 群馬昆虫の森に来る子供たちに、新種を発見してもらいたいものです。 大規模な開発工事等を行う時に環境アセスメント調査が行われますが、昆虫については資料として標本が作られます。昆虫の地域性や生態系の確保という意味で昆虫標本は無くてはならないものなのです。 標本管理室は一般には公開されていません。 ------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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