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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:自然
尾瀬ではこんな風に観察できないのだけれど
昨年の台風の関係で、水路の流路が変わり、湿地化して雑木林が枯れ始めているということで、水路のドブさらいに行ってきました。 コンクリート製のU字溝の土を掘っていると、黒いトカゲみたいのが出てきたので、場所的にもサンショウウオだと思っていたのですが、泥を落としてみるとアカハライモリでした。 アカハライモリ1 posted by (C)あっちゃん6331 尾瀬の池塘にもアカハライモリが沢山いるのですが、捕獲して観察することも出来ないので、その名前の由縁の赤いお腹はチラリとしかみたことが有りません。 アカハライモリ2 posted by (C)あっちゃん6331 アカハライモリ君は冬眠中に起こされて本望ではないでしょうが良い機会なのでジックリ観察させてもらいました。 アカハライモリ3 posted by (C)あっちゃん6331 また別の場所に土を掛けてあげたけれど眠れたかな? アカハライモリ(赤腹井守) ●学名 : Cynops pyrrhogaster ●目名 : 有尾目 ●科名 : イモリ科 ●属名 : トウヨウイモリ科 ●名の由来 : 腹の赤いイモリだから ●特性 : ・本州、四国、九州とその周囲の島嶼に分布する日本の固有種で、水田、池、川の淀みなど流れのない淡水中に生息。 ・全長は10cm前後で、2対4本の短い足と長い尾をもつ。 ・サンショウウオと異なり皮膚がザラザラしている。背中側は黒色で、腹は赤地に黒の斑点模様がある。 ・フグと同じテトロドトキシンという毒をもち、腹の赤黒の斑点模様は毒をもつ警戒色。 ・水中で生活することが多いが、雨の日には水から出て移動することもある。 ・冬は水路の落ち葉の下や水辺近くの石の下などで冬眠する。 ・「井守」は、野井戸の中にも生息するので「井戸を守る」に由来する。 --------------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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