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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:ボランティア
「ホタルもいるのですよ」という話だったのですが
伊勢崎みどりの子ども教室の主催者のMさんから、自然解説が出来ないかと相談があった。 実際の自然解説の機会など数度しかないので、自信がないし ボランティアの掛け持ちも限界に近いのだが、 掲げる理想と、情熱の強さに 「できるだけ協力したい。」と中途半端な返事をしてしまった。 実際に自然解説活動をするかどうかは別として、活動フィールドだけでも確認するために偵察に出掛けた。 Mさんから「ホタルもいるのですよ」と聞いていたので生息環境を中心に見てみようと思った。 みどり子ども教室の森に流れる用水の中を覗くと、おびただしい数のカワニナ、皆さんご存じのとおり、ホタルはカワニナを食べて育つので、条件を一つクリアした。 カワニナやタニシは移動痕を残すので見付けやすい。 カワニナ1 posted by (C)あっちゃん6331 よく見ると糞も沢山みえる。 カワニナ2 posted by (C)あっちゃん6331 中には、水面に体を向けて空気を吸っている?奴もいた。 カワニナ3 posted by (C)あっちゃん6331 ホタルの生息条件にはもう一つ、大変重要なことが ホタルの成虫は、6月中旬~7月上旬に見られますが成虫命は一週間ほど、その間に繁殖活動を行います。 孵化した幼虫は水中のカワニナを食べ成長し。 春、桜の花吹雪の舞うころのある晩、一斉に川から上がり川辺の湿った土の斜面の草の根元や石の間などに潜りこみ土の中で蛹になります。 私はその光景を見たことはありませんが、水中でも幼虫は時おり発光していますが、上陸した全ての幼虫は発光し続けながら歩くので幻想的な光景を見ることが出来るそうです。 しかし、ここの用水の側面はコンクリートで、「川辺の湿った草の生えた斜面の条件」が無くホタルの育つ環境としては、はかなり厳しそう。 ホタル生息環境1 posted by (C)あっちゃん6331 用水を隈なく見てあるくと数メートルだけ土の斜面がありました。 ここで細々とホタルが生息しているのかもしれません。 この環境で、どうやって繁殖しているのか興味深い題材でもあります。 ---------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.23 23:12:20
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