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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:昆虫
捕ってみないと分からないこともある
一時期、子供の昆虫採集が悪いことのように言われた時期がありますが 虫を捕ったり、飼ってみないと分からないことも多いのです。 ぐんま昆虫の森では、子供たちは自由に昆虫を捕って、実際の昆虫に振れ、観察し、放すを繰りかえします。 誤って、虫を傷つけたり、貧死の状態になってしまうこともあり、「やっちゃった。」と悲しい顔をするときもありますが、命に触れる良い機会ではないかと感じます。 この森で本来の自然の姿をみていると、私たちの生活している地域の自然を見ていると、昆虫の種類や数が極端に数が少なく知らないうちに、除草剤、殺虫剤、消毒などの影響を大きく受けているかに気が付きます。 子供たちと昆虫を捕って、観察するとによって色々なことを覚えて行きます。 今日はツチイナゴを捕まえて 「喉のところを虫メガネで見てごらん、ノドチンコがあるよ、これがイナゴの仲間の特徴だよ、ここを見れば、バッタかイナゴか見分けられるよ。」と観察させる。 ツチイナゴ1 posted by (C)あっちゃん6331 子供たちは、大人の口からでる「チンコ」という、言葉に敏感で、喰い付きがいい。 次に 「目の所を見てごらん、なんだか ウルウル泣いているみたいでね。ツチイナゴはいつもウルウル泣いているような模様が特徴だよ。」 ツチイナゴ2 posted by (C)あっちゃん6331 「ノドチンコ」と「ウルウル」でツチイナゴはインプットされる。 これも捕ってみないと分からない。 もちろん図鑑などで調べることもできますが、実際の生き物を観察して、見て、触れて、感じたものとは比べ物にもなりません。 ツチイナゴ(土稲子) ●学名 : Patanga japonica ●目名 : バッタ目 ●科名 : イナゴ科 ●名の由来 : 小さな糞蝿だから。 ●特性 : ・本州、四国、九州、南西諸島に分布。 ・クズやカナムグラなどの蔓性の植物などの、藪を好む。 ・成虫の体長は数8mm~1cm程度。 ・ツチイナゴは成虫で越冬する。 ・成虫は10月ごろから現れはじめ、冬になるとそのまま草原の枯れ草の下などで越冬する。 ・春になると再び活動し、6月頃まで成虫がみられる。他のバッタ類が成虫として活動する夏頃は、ツチイナゴは幼虫。 ・H21.3.22赤城山麓で撮影。 ----------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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