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テーマ:日々自然観察(9784)
カテゴリ:昆虫
蛾の世界へ踏み込むと大変そうだけれど・・・
赤城姫を愛する集まりの成虫観察会に出掛け、落ち付かないヒメギフチョウに痺れを切らし ふと見つけた、羽化して間もない蛾を見つけ、何時ものようにスーパーマクロ撮影の態勢を取っていると 「野蛾の仲間かな・・・」と「赤城姫を愛する集まり」の事務局長のSさんが声を掛けてくれた。 一通り撮影を終えて 「蛾はサッパリ分からないですよ」と話すと 「持って帰って、同定するか」 とベストのポケットから毒瓶を取り出し、手際よく採集した。 毒瓶は、蝶や蛾など採集した昆虫が暴れて、羽根や足を痛めないように、秒殺する昆虫採集の道具ですが本物はこの時、初めてみたし、余りの手際のよさに感動を覚えた。 写真を撮ったものの、蛾類図鑑で同定を心みたけれど、わたしには写真での同定は不可能だった。 そんなこともあり、写真は、お倉入りとなっていた。 Sさんから 「先日、捕った蛾は、同定した結果、アトジロエダシャク・・・」 と電話があった。 アトジロエダシャク1 posted by (C)あっちゃん6331 一緒に歩いて、知識の豊富さは知っていましたが 電話をいただいて、優しさや面倒みの良さにチョッと感動した。 アトジロエダシャク2 posted by (C)あっちゃん6331 日本の蝶の種類は、245種、それに比較して蛾は4000種以上と種類が多く、その上、未同定種や、新種もこれから発見される可能性も高いそうで蛾の世界にハマったら大変なことになりそう。 アトジロエダシャク3 posted by (C)あっちゃん6331 眼は複眼のはすだけれど、どうもこちらを睨んでいるような感じがします。 話は変わりますが、このブログにも何度か書かせていただいている「赤城姫を愛する集まり」の事務局長のSさんは、今月号(7月号)のBE-PALの「野の人」のコーナーに出演しています。 野の人1 posted by (C)あっちゃん6331 himekyonさんも懐かしいでしょ。 アトジロエダシャク(後白枝尺) ●学名 : Cifuna locuples confusa ●目名 : 鱗翅目 ●科名 : シャクガ科 ●亜科 : エダシャク亜科 ●名の由来 : 後翅の白いエダシャクガだから。 ●特性 : ・北海道から九州に分布し、平地・山地に生息。 ・開長38~44mm。 ・♂の触覚は櫛歯状で、♀も極めて短い櫛歯を持つ。 ・顔面は毛に被われている。 ・食草の範囲は広く、クヌギ、サクラ、クリなど。 ・東京付近の低山では3月下旬から4月中旬に発生。 ----------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.20 05:51:36
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