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テーマ:尾瀬大好き(582)
カテゴリ:尾瀬
数百の蛍に囲まれ一人感動
山の鼻ビジターセンターでの田中 肇先生の慰労会に出席して、程い良い酔い心地で、夜の湿原に繰り出す。 折しも今夜は新月で真っ暗闇、ヘットランプの明かりを頼りに木道をコツコツと歩く。 周りの葦が、背丈を越え、心細さも絶好調の時、青い光がスーと走った。 「居た、イタ」、何時か出会いたいと思っていた、尾瀬の蛍に初めて出会えた。 尾瀬のホタル1 posted by (C)あっちゃん6331 ヘッドランプをそっと消してみると、回りの葦や、足もとに沢山の蛍の光が見えた。 尾瀬のホタル2 posted by (C)あっちゃん6331 LEDと、クリプトン球の切り替え式ののヘッドランプを「カチ、カチ」スイッチを入り切りして点滅させて、蛍を呼んでみる。 しばらく続けてスイッチを切ると、急に元気になった蛍達が空に飛び出し、足もとから頭の上まで、数百の蛍に囲まれ今まで体験したことのない世界に一人感動していた。 そんな感動の時間も長くは続かない、風もない無音の世界で、背後の葦の中で「ガサ」と音がした。 ここはツキノワグマの生息域。急に心細さが膨らみ耐えきれずに早足に木道を戻る。 しばらく行くと幾つもの灯りが近づいてきた。 ビジターセンターの職員の仲間たちが、蛍見物に来たのだ。 みんなで行けば怖くない。再び蛍のポイントへ。 6人で、ライトで「カチ、カチ」と蛍を呼ぶ。 尾瀬のホタル3 posted by (C)あっちゃん6331 再び、蛍に囲まれる感動の世界。 尾瀬のホタル4 posted by (C)あっちゃん6331 前日の夜は雨で、予定通り尾瀬に入っていたら、この感動にも出会えなかったなと思いながら、テントの寝袋に潜り込んだ。 尾瀬にはもともとホタルは生育していなかったが、岩魚や動物の職猟師が尾瀬の夜の寂しさを紛らわすために持ち込んだのではと言われている。 それにしても蛍の写真を撮るのは難しいな。 ※ホタルの見ごろは1週間程度です。ツキノワグマの活動範囲、活動時間に入るので熊鈴等の携帯、なるべく大人数で行動するなど熊対策の配慮が絶対必要です。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ----------------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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