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テーマ:尾瀬大好き(582)
カテゴリ:昆虫
尾瀬で花と昆虫の関係の観察をしていると・・・
尾瀬で花と昆虫の関係の観察をしていると、たいていの花がマルハナバチの虫媒に頼っている。 だからどの花をみても、マルハナバチが来ているといっていい。 そんな仲間のオオマルハナバチが木道を這っていた。 登山者に纏わり付いたのを、掃い落とされたのだろう。 オゼの写真1 posted by (C)あっちゃん6331 私は、スズメバチアレルギーが陽性なこともあって、自分の周りを飛ぶ蜂がいても、騒いだり、掃ったりは絶対にしないが・・・。 マルハナバチの活躍する姿をみているので、逆に近親感すら覚える。 オゼの写真2 posted by (C)あっちゃん6331 まあ、こうやって接近すると怖い顔をしているけれど。 スズメバチのように人を襲ったりは、絶対しないのだから マルハナバチの口は蜜を取り出しやすいようにストロー状になっていて、普段はあごの下に収め、花を訪れたときには突き出すようにして花に差し入れるので、トリカブトやサワギキョウなど花の奥に蜜腺のある植物でも吸蜜できます。 オゼの写真3 posted by (C)あっちゃん6331 マルハナバチはミツバチ科に属し、大家族を営むこと(社会性)や花に頼って生活する点で共通していますが、ミツバチのように餌探しのためのコミニュケ―ションはとらず、それぞれがバラバラに餌を探して集める。 オゼの写真4 posted by (C)あっちゃん6331 マルハナバチは、寒さに強く、涼しい早朝くから蜜集めをしています。 マルハナバチは、蜜の主成分である糖を熱に換えて体を温め、人間並みの高い体温を維持することによって尾瀬の寒さに適応しているのです。 オオマルハナバチ(大丸花蜂) ●学名 : Bombus hypocrita ●科名 : ミツバチ科 ●属名 : マルハナバチ属 ・北海道・本州・四国・九州に分布し、山地に広く生息。 ・体長は10~22mm 。 ・黒色と黄白色の毛で全身がおおわれ、顔にも黒い毛がはえている。 いろいろな花を盛んに訪れる。 ・秋に交尾後、土中等で越冬する。 ・尾瀬では湿原で良く見られる。 ・H21.9.6尾瀬ヶ原にて撮影。 ----------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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