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2009.12.05
テーマ：人と自然の関係(600)
カテゴリ：嬬恋村インタープリター会
嬬恋周辺に多い豆柿
群馬県の嬬恋村は、年平均気温 7.1℃ 最低気温はマイナス２０度を下回ることもある 北海道 札幌で年平均気温 8.5℃だから如何に寒いかということが分かる ちなみに尾瀬の平均気温は４度 そんな寒い嬬恋には、普通の柿は実らないそうです そこで植えられたのが豆柿 赤く色付いても渋が抜けず、霜が降りたこの時期に甘くなりますが、干し柿のような味がします  マメガキ1 posted by (C)あっちゃん6331 ただ実際には食用の為に植えられたものではなく、若い青い柿を潰し柿渋を取るために植えられたようです 柿渋はカキタンニンに防腐作用があるため、縄灰と混ぜて外壁の塗装に使用されたり、木工品や木材建築の塗装のした地塗り、魚網や釣り糸の防腐と、強度を増すために古くから用いられてきたようです ここの古民家は周辺の木を材木とし、ススキを茅葺屋根（今はほとんど見ないけれど）の材料にと自給するシステムで作られていたので、嬬恋ならではの物かもしれません  マメガキ2 posted by (C)あっちゃん6331 わたしも渓流釣りを盛んにしていた頃は、実家の渋柿を絞って発酵させた柿渋で、魚籠やタモ網に塗っていました 柿渋の渋い色がでてベテランの釣り師になったような気がしたものです 塗っているときは臭いけど（笑） ------------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。  みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ  身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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