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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:昆虫
グンバイムシが虫瘤から本当に出てきたのか?
このブログで過去に何度か紹介している虫瘤(ナラハヒラタマルタマフシ)ですが ミズナラの紅葉の前に葉からポロリと地面に落ちます 赤城で見つけた、地面に落ちたナラハヒラタマルタマフシを一個拾って持ち帰り 蓋の無いシャーレに放りこんで忘れていました 年末の片付けをしていて、シャーレを見ると小さな虫がいて、虫こぶに穴が空いていました 数ミリの小さな虫なので老眼の私の眼には何の虫なのかさっぱり見えませんが、ナラハヒラタマルタマフシから出てきたのだから、当然、タマバチの仲間だろうと 片付けを中止して、虫メガネ観察 グンバイムシ1 posted by (C)あっちゃん6331 タマバチと思っていたのが、グンバイムシ グンバイムシ2 posted by (C)あっちゃん6331 さっそく昆虫図鑑で調べましたが、ナラの木に付くのはヒメグンバイということしか分からず、ネット検索を調べるとプラタナスグンバイというに良く似ている グンバイムシ3 posted by (C)あっちゃん6331 ただプラタナスグンバイは群馬県では、プラタナスグンバイの発生が初めて確認されたのは一昨年(H20)の8月 グンバイムシ4 posted by (C)あっちゃん6331 日本ではプラタナス、イタリアポプラ等の街路樹で発生が確認、海外ではクルミ科、ブナ科、クワ科、マンサク科、スズカケノキ科、トウダイグサ科、カエデ科、モクセイ科の広範な樹木に寄生するとされています。 これが赤城のミズナラに寄生しているとは考え難いし ましてはグンバイが虫こぶを作るという文献は一つも見つからなかった グンバイがタマバチの幼虫に寄生するとも思えない 偶然の産物なのか? 年末に起こった、不思議な出来事でした お詳しい方は是非ご教授を・・・。 ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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